赤・750ml
グルナッシュ85%(樹齢45年)、シラー15%(樹齢45年)
こちらの葡萄は長年フィリップと共にブドウ栽培、ワイン造りを行っているDenis Tardieux(ドゥニ タルデュー)が手掛けたもの。ワインの安定の為、2018vtと2019vtをアッサンブラージュし、熟成させてからリリースされました。ユンヌトランシュシリーズの中で異質とも言える南仏品種を使用したキュヴェ。このキュヴェは「シンプルで皆で飲むナチュラルな100%ジュースの様なワインを造らないか?」とフィリップ ジャンボンから提案された事がきっかけとなり、誕生しました。各セパージュを別々に醸造。全房で発酵させ、3週間のセミマセラシオン カルボニックを行い、その後コンクリートタンクで18〜22か月の熟成。
深みのある濃いルビー色の外観。抜栓直後は還元していますが、次第にクリアになっていきます。酸のある赤系ベリーの果実さとカシスやブラックベリーの様な濃厚な果実がブレンドされたような複雑な果実の香りに、ほのかな土の香りが加わり、徐々に、ナッツやアールグレイ、カカオ、中近東系のスパイスなどの果実以外の要素が顔を覗かせ始め、さらに複雑さが増していきます。味わいは、果実と酸のバランスが絶妙な仕上がりで、柔らかい果実と丸みがあるタンニンが特徴。フレッシュな果実と美しい酸が素晴らしく、目の詰まった果実と相まって満足度の高いワインになっています。明るい酸が全体をまとめており、前ヴィンテージよりもスルスルと飲み進められます。抜栓当日であれば問題なく飲み進めることが出来ますが、翌日はボトルによっては若干不安定になるため、当日中に飲みきる方が安心です。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。