赤・750ml
オーセロワ(マルベック)40%、シラー 30%、カベルネフラン20%、メルロー10%(手摘み/平均39年)
土壌:泥灰土、石灰岩。酵母:自生酵母。発酵:収穫後、品種ごとに10〜15%は全房、85〜90%は除梗し、セメントタンクで2週間醸し、プレスセメントタンクで9〜21日間発酵。熟成:セメントタンクとアンフォラで12ヶ月間熟成。無濾過・無清澄。SO2:瓶詰め前:20mg/L、トータル:29mg/L。
カオールに22haの土地を購入したオノロジストのヴァレリー、石灰質土壌のオーセロワ(マルベック)はエレガントでミネラル豊かに育ちます。4品種を別々に醸し後プレスしセメントタンクで発酵、セメントタンクとアンフォラで熟成しました。ブラックガーネット色、カシスやブラックチェリー、木材の香り、引き締まった酸とじわじわと表に出るタンニン、ブラックベリーのニュアンスもアフターに楽しめます。(輸入元資料より)
ヴァレリー・クレージュ/Valerie Courreges
ヴァレリーは1973年6月28日生まれ、Tarbesという町に生まれました。ヴァレリーのご両親はワイン関係ではありませんでしたが、ワイン造りにとても興味があり、トゥールーズ大学醸造学部を卒業。オノロジストとしてプロヴァンスのワイナリーの仕事をしておりましたが、自分自身のワインを造りたくなり、生まれ故郷の南西地方を選びました。ピレネーの近くで22haの畑を購入。ご主人も同じオノロジストなので、時々彼女のDomaineを手伝ってくれます。ヴァレリーはLeoちゃんという9歳の男の子のお母様で、人生の中で2つの空間を大切にしております。2つの家があり、それを半分半分行き来しております。1つは醸造家としてカオールの家で過ごしワインを作ります。もう1つは母として子供との時間を持つためプロヴァンスの家で過ごします。こういう新しいスタイルの生き方は、何だか素敵ですね。今、フランスでは女性の醸造家が増えておりますが、フランスの子育て政策が充実しているので、家庭との両立が可能になりました。これからももっと女性の醸造家は増えるでしょうね。
前の畑の所有者はbioではありませんでしたが、彼女が買ってからビオディナミに変更。3年目の2022年からはエコセールもデメテールも正式にbioとして認定します。ラッキーな事に1999年からカオールでビオディナミでワイン造りをしている大御所Domaine Cosse Maisonnesuveのオーナー、マチュー・コス氏の協力を得て始める事が出来ました。彼のワインは実にエレガントで味わい深いスタイル、それにヴァレリーの女性的感性が加わったナチュラルワインです。(輸入元資料より)