赤・750ml
オーセロワ(マルベック)100%(手摘み/40〜50年)
土壌:赤粘土、ジュラ紀の石灰岩。酵母:自生酵母。発酵:収穫後、10〜15%は全房、85〜90%は除梗し、セメントタンクで3週間醸し、プレスセメントタンクで15〜21日間発酵。熟成:セメントタンクとアンフォラで12ヶ月間熟成。無濾過・無清澄。SO2:無添加、トータル:15mg/L未満。
カオール東側で大陸性気候の土地で11haは樹齢40〜50年のオーセロワ(マルベック)が育っています。収穫後、3週間醸しセメントタンクで発酵、セメントタンクとアンフォラで熟成しました。鮮やかで濃いガーネット色、粘性もあり、コンフィチュールカシスやベリー系ソース、湿った土のアロマ、たっぷりのエキスに綺麗な酸、中程度のタンニンと複雑味のある味わいでアフターにまでカシスの香りが残ります。(輸入元資料より)
ヴァレリー・クレージュ/Valerie Courreges
ヴァレリーは1973年6月28日生まれ、Tarbesという町に生まれました。ヴァレリーのご両親はワイン関係ではありませんでしたが、ワイン造りにとても興味があり、トゥールーズ大学醸造学部を卒業。オノロジストとしてプロヴァンスのワイナリーの仕事をしておりましたが、自分自身のワインを造りたくなり、生まれ故郷の南西地方を選びました。ピレネーの近くで22haの畑を購入。ご主人も同じオノロジストなので、時々彼女のDomaineを手伝ってくれます。ヴァレリーはLeoちゃんという9歳の男の子のお母様で、人生の中で2つの空間を大切にしております。2つの家があり、それを半分半分行き来しております。1つは醸造家としてカオールの家で過ごしワインを作ります。もう1つは母として子供との時間を持つためプロヴァンスの家で過ごします。こういう新しいスタイルの生き方は、何だか素敵ですね。今、フランスでは女性の醸造家が増えておりますが、フランスの子育て政策が充実しているので、家庭との両立が可能になりました。これからももっと女性の醸造家は増えるでしょうね。
前の畑の所有者はbioではありませんでしたが、彼女が買ってからビオディナミに変更。3年目の2022年からはエコセールもデメテールも正式にbioとして認定します。ラッキーな事に1999年からカオールでビオディナミでワイン造りをしている大御所Domaine Cosse Maisonnesuveのオーナー、マチュー・コス氏の協力を得て始める事が出来ました。彼のワインは実にエレガントで味わい深いスタイル、それにヴァレリーの女性的感性が加わったナチュラルワインです。(輸入元資料より)