赤・750ml
グルナッシュ、シラー、カリニャン、ムールヴェードル
全ての品種を混醸造。グラップ・アンティエールで12日間のマセラシオン。繊細な澱をキープするため軽くデブルバージュ。アルコール発酵が終了する前に澱引き。樹脂製タンクで8ヶ月間のシュール・リ熟成。SO2無添加。
自社畑と親友のぶどうから生まれた骨格を意識した1本(親友って誰?ヴァランタン?)。このヴィンテージの中で一番酒質がしっかりしている印象。ピチピチとした弾ける果実味の中に重厚さがあり南仏感をヒシヒシと感じる。しっかりしているが、もったりしていないのがさすがの技術。(輸入元案内より)
【アド・ヴィヌムの2020は?】
2020年はとても雨が多い春で、湿気が多かったため、べと病の被害と、6月中旬にうどん粉病の被害も。自社ぶどうの80%ほど失ったため、ぶどうを購入。せっかくなら。といろいろな品種を買って楽しむことに。自然を尊重したぶどうのみを厳選し、またアルザスのピノ・ブラン、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネールと、もちろんガールのぶどうも確保。そんな2020年のテーマはずばり『映画』なんで映画をテーマにしたかって?そんなの聞くのは野暮ですよ。 多分聞いても(理由はあっても)「なんとなく」と返ってくるでしょう。まさに「考えるな、感じろ!」なワインたちをとくとご堪能あれ。