白泡・750ml
フォルブランシュ70%、ムロンドブルゴーニュ30%
片麻岩が含まれた砂質土壌に植わるフォルブランシュ70%とムロンドブルゴーニュ30%の構成。手摘みで収穫して葡萄を6時間かけてダイレクトプレス。ファイバー製タンクにて発酵させ、途中の段階で瓶詰。その後、8か月間の瓶内熟成を行いデゴルジュマン。畑がアンジュとブルターニュの間に位置することからその土地で歴史上活躍した人物をラベルのモチーフにし、「生きたワインを造る事によりその土地の歴史を表現する」という事がこのワインのコンセプトです。ミネラル感と果実のボリューム感が見事に調和した絶妙なバランスのペティヤンです。
グリーンイエローの外観。焼いたトーストのような香ばしい酵母感に、清涼感のある青りんごや、ミントなどのハーブのニュアンス。泡立ちは優しく、グレープフルーツなどの心地よい苦みのある柑橘の果実味。余韻に白コショウなどのスパイスも感じられます。白身魚のカルパッチョや、エスニック料理、エビの天婦羅、白身魚のフリットなどと相性が良さそうです。SO2瓶詰め時に10mg/l。(輸入元資料より)
ドメーヌ・ニコラ・ストー/Domaine Nicolas
ドメーヌ当主の二コラは学校で栽培・醸造・経済を学んだ後、2001年から2006年までナントのブドウ園で、栽培及び醸造責任者として働いていました。そして2007年に親から6.70Haのブドウ畑と、70Haの家畜の放牧場を受け継ぎました。当初は、親から教わった慣行農業、伝統的な醸造方でワインを造ってきましたが、年が経つにつれ、様々な添加物質で造り上げるワインに疑問を持ち始めた二コラ。
畑のテロワールそしてブドウとの繋がり、自分の仕事に新たな意味を探し求め、2015年、殆ど添加物質を加えないワイン造りに舵をきりました。さらに2016年に自然派ワイン生産者達との出会いから、ヴィニュロンの本来の仕事、畑での自分の役割を認識し、実際にSO2フリーのワイン造りに挑戦し成功。
2017年から畑を全てビオ栽培に転向し、醸造も全て瓶詰めまでSO2無添加にしました。長年の暗中模索の経験からテロワールの原点に立ちもどり、自然な栽培、醸造に取り組む若き新しい生産者がミュスカデにまた一人現れました。(輸入元資料より)