白(醸し)・750ml
ムロンドブルゴーニュ100%(平均樹齢70年)
平均樹齢70年のムロンドブルゴーニュ100%のキュヴェ。手摘みで収穫後、総量の半分を除梗、残りは全房にて14日間のマセラシオン。その後プレスし、ファイバー製のタンクにて5か月間のシュールリー熟成を行い瓶詰。ラベルのバンシは人の死を叫び声で予告する伝説の妖精で、白葡萄からオレンジワインへと全く違う世界へ移行をバンシと掛け合わせている。ハチミツやスパイスの複雑な香りに、ボリュームのある口当たり。繊細なタンニンが綺麗に調和し、複雑な表情をみせてくれる特徴的なオレンジワインです。
綺麗なべっこう色、オレンジがかった黄金色で粘性があります。完熟したアプリコットや黄桃、カリンなどのフルーツの香りにクローブやアニスなどのスパイス感。紅茶やバニラビーンズなどのニュアンスもあります。旨味が乗っており、どんこ椎茸や舞茸などキノコ出汁のようなアフター。タンニンはとても細かく、複雑味のあるワイン。あまり冷やしすぎない温度帯がおすすめです。おでんや高野豆腐などお出汁を使った料理やピータンやコンソメなどと相性良いでしょう。アルコール度数12%。SO2無添加。(輸入元資料より)
ドメーヌ・ニコラ・ストー/Domaine Nicolas
ドメーヌ当主の二コラは学校で栽培・醸造・経済を学んだ後、2001年から2006年までナントのブドウ園で、栽培及び醸造責任者として働いていました。そして2007年に親から6.70Haのブドウ畑と、70Haの家畜の放牧場を受け継ぎました。当初は、親から教わった慣行農業、伝統的な醸造方でワインを造ってきましたが、年が経つにつれ、様々な添加物質で造り上げるワインに疑問を持ち始めた二コラ。
畑のテロワールそしてブドウとの繋がり、自分の仕事に新たな意味を探し求め、2015年、殆ど添加物質を加えないワイン造りに舵をきりました。さらに2016年に自然派ワイン生産者達との出会いから、ヴィニュロンの本来の仕事、畑での自分の役割を認識し、実際にSO2フリーのワイン造りに挑戦し成功。
2017年から畑を全てビオ栽培に転向し、醸造も全て瓶詰めまでSO2無添加にしました。長年の暗中模索の経験からテロワールの原点に立ちもどり、自然な栽培、醸造に取り組む若き新しい生産者がミュスカデにまた一人現れました。(輸入元資料より)