赤・750ml
ピノノワール100%(平均樹齢14年)
平均樹齢14年のピノノワール100%。手摘みで収穫した葡萄を除梗し、ファイバー製のタンクにて14日間の発酵。発酵中は1日に2〜3回のルモンタージュを行う。同じくグラスファイバー製のタンクにて6か月間の熟成を行い、瓶詰。ギャヴァインとはアーサー王物語に登場した力と勇気を持つ、最も優秀な騎士で礼儀正しい人物。そんな人物をイメージさせるような、赤いベリーの果実味が濃厚で、なおかつ繊細な口当たりが特徴的な端正な仕上がりのピノノワールです。
チョコレートのような甘い香りの奥からアメリカンチェリーやラズベリーのような赤いフルーツのコンフィチュール、オレンジなどの柑橘のアクセントも現れてきます。中濃ソースのような甘みを感じるスパイス、旨味もたっぷり。タンニンはとてもきめ細やか。重心は低めですが、強さを感じさせない妖艶さを兼ね備えた1本。鴨肉や鹿肉のロースト、イノシシの煮込みなどのメインディッシュにしっとり寄り添える魅力的なワインです。アルコール度数14%。SO2無添加。(輸入元資料より)
ドメーヌ・ニコラ・ストー/Domaine Nicolas
ドメーヌ当主の二コラは学校で栽培・醸造・経済を学んだ後、2001年から2006年までナントのブドウ園で、栽培及び醸造責任者として働いていました。そして2007年に親から6.70Haのブドウ畑と、70Haの家畜の放牧場を受け継ぎました。当初は、親から教わった慣行農業、伝統的な醸造方でワインを造ってきましたが、年が経つにつれ、様々な添加物質で造り上げるワインに疑問を持ち始めた二コラ。
畑のテロワールそしてブドウとの繋がり、自分の仕事に新たな意味を探し求め、2015年、殆ど添加物質を加えないワイン造りに舵をきりました。さらに2016年に自然派ワイン生産者達との出会いから、ヴィニュロンの本来の仕事、畑での自分の役割を認識し、実際にSO2フリーのワイン造りに挑戦し成功。
2017年から畑を全てビオ栽培に転向し、醸造も全て瓶詰めまでSO2無添加にしました。長年の暗中模索の経験からテロワールの原点に立ちもどり、自然な栽培、醸造に取り組む若き新しい生産者がミュスカデにまた一人現れました。(輸入元資料より)