赤・750ml
ドルチェット58%、モンテプルチアーノ26%、サンジョヴェーゼ16%
メンドシーノに位置するフォックスヒル ヴィンヤードから収穫。アモーレ ロッソは過去サンジョヴェーゼ100%で造られていましたが、2020年に限り新たなチャレンジとして、フォックスヒルで栽培されている複数のイタリア系品種をブレンドし、より個性のあるテーブルワインを造ることを目的としました。
栽培地のフォックスヒル ヴィンヤードは、2013年に初めてイタリアの品種に挑戦し、ネロダーヴォラを造り始めというブロックセラーズにとって、特別な場所です。畑の土壌は殆どが砂岩で、岩や小石が多く見られ石英も点在。
ドルチェットは全房発酵させ、ステンレスタンクで熟成。モンテプルチアーノはステンレスタンクでマセラシオンカルボニックさせた後、フレンチオークの樽で熟成。サンジョヴェーゼはステンレスタンクで全房発酵させ、フレンチオーク樽で熟成。オーナーのクリス曰く、ピザとの相性が良い事から、「敢えて名付けるとすれば、ブロック ブレンド ピザ ワインでしょう(笑)」との事。
明るいガーネット色。クランベリー、ラズベリー、ダークチェリーと言ったベリー系の果実に加え、ピンクグレープフルーツ、ブラッドオレンジと言った濃厚な柑橘系の果実が上がってきます。徐々にバニラやタバコ、カカオのニュアンス加え、ドライフラワーやタイム、アップルミントのハーブのニュアンスも加わり、複雑さが増していきます。味わいは軽やかに仕上がっていますが、チェリーを全面的に感じる果実、白胡椒的スパイス、石を舐めているようなミネラルと正にエレガント系キャンティを思わせるようなチャーミングな味わいで、程よい酸と明確な果実、しっかりしているが繊細で重た過ぎないタンニンを感じられます。明るさ、フレッシュ感、冷涼感のあるワインで、深みと複雑さが両立しています。
オーナーのクリスはピザをオススメしていますが、トマトソースを使用したパスタやラグーソースとの相性も素晴らしく、ラベル同様、料理が欲しくなるワインです。(輸入元資料より)