赤・750ml
ピノ・ノワール100%
『南半球の文字通り最高峰、Bellhill』
2019は8樽。Shelf【シェルフ】、Shelf West【シェルフ ウェスト】、Quarry Block【クォーリー ブロック】の自根に10/5クローン、the Road Block【ロード ブロック】、the Slope【スロープ】のブレンド。全除梗。低温プリ発酵マセラシオン、高温ポスト発酵マセラシオン、スキンコンタクトは23〜25日。バスケットプレス後は100%のフレンチオーク新樽で1年熟成。複数ラッキングを経て更に7カ月のステンレス熟成を経てボトリングされています。
2019ビンテージは12月初旬から開花が早まった上に、寒さと雨季が偶発して重なり、通常よりも2週間程長く開花が続いた稀有な年でした。特にPinot Noirでは結実性が理想よりも悪く、多くの収穫を冒頭から見込んではいませんでした。但しグリーンハーベストの時点でフルーツが痩せているという訳では無く、クオリティの高さには明るい希望が見えていたと言います。低収穫故にスパークリングのベースワインは作らずに、短期間で集中的に最適のタイミングで収穫する事を念頭に置いたとの事。
深紅でフローラルなエッジに深く森林の様なアロマ。ブルーベリーやチェリーから果皮を取り除いた様なピュア極まりない果実味にハーバルでベイクドスパイスを想わせる深遠な野性味と凝縮感。しかしながら決して力感一辺倒な単純さとは対極的な、雄大で大らかな大地を想わせる抱擁感。天上のヴェルヴェットで舌を優しく包み込む様なエレガンスに満ちたタンニン。フレッシュで快活、永らく熟成するであろうポテンシャルをヒシヒシと感じさせてくれます。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。お届けは2019年です。