赤・750ml
アリアニコ
樹齢90年を超えるプレ・フィロキセラのアリアニコがメインに使われる。1つの樹に1房しかつけないというこの老樹から収穫される葡萄は明らかに凝縮度合が違う。全ての要素が強く、ネッビオーロにも勝る複雑味を持ち合わせている。カステルフランチから収穫されたワインは2年目以降のトノーで熟成。その他の畑から収穫されたものは大樽で熟成されている。
そんなペリッロが満を持してリリースしたのが「タウラジ・リゼルヴァ15アンニ 2005」。僅かに1,500本だけ造られた特別なワインです。彼等の畑はフィロキセラに侵されていない自根が多くありますが、その自根でも1920年に植樹された区画だけを別に収穫(11月20日)します。収量は15キンタル/haですのでブルゴーニュ・グランクリュの半分程度という驚きの少なさ。1本の樹から1房か2房しか収穫されない事になります。野生酵母のみで自然発酵。マセラシオンは25日間。その後、大樽で3年間熟成させた後、ノンフィルターでボトリングし、地下セラーでなんと8年間熟成!
ワインは信じられないポテンシャル、エネルギーを感じさせます。タウラジの域を大きく超えた、まさに偉大さを感じさせるワイン。ある意味ではバローロに足りないものさえ持っているようです。日本への割当は僅かに120本。イタリアワイン、いやワインをやっている人は必ず体験して欲しいワインです。輸入元資料より)