微発泡白(醸し)・750ml
ミュスカ、リースリング
花崗岩土壌に植えられたミュスカとリースリングより。ダイレクトプレスしたミュスカにミュスカの果皮を投入しマセラシオン。そのミュスカの中にリースリングをブレンドして発酵を行い、リースリングの快活なミネラルの中にミュスカのアロマティックなフレーヴァーをプラスしたいというコンセプトで造られました。
濁りのあるくすんだオレンジ色の外観。ミュスカのアロマティックな香りが魅惑的で、非常に心をくすぐる香りが前面に感じられます。黄色系の花の様なフローラルなニュアンスに黄桃や杏のコンポート、オレンジピールと言った果実のニュアンスが加わり、更にドライハーブと言ったちょっとしたスパイスが、香りに幅をもたらします。
味わいは見た目や香りから想像する以上にドライな味わい。ミュスカ由来の甘いニュアンスを感じますが、アフターに感じるキュっと引き締まった酸やフィニッシュを引き締める若干の苦みが全体をドライな味わいにしています。旨味も強く、抜栓後すぐに楽しめるスタイルですが、ダレた酒質ではなく、キレのあるフィニッシュが魅力的。軽やかにスルスルと飲み進められます。とても遊び心があるワインで、ラベルも王冠で水上スキーをするカエルと非常にファンキー。泡のダイナミックさを活かした表情豊かなワインに仕上がっています。
抜栓2日目以降もマメる事は無く、安心して飲むことが出来ます。提供温度は8〜10度ほどに冷やしてから飲む事をお勧めします。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。
ドメーヌ ミューラー ケベルレ/Domaine Muller
ストラスブールとコルマールの中間に位置する街、セレスタ郊外にあるサン イポリットでワイン造りを行っているドメーヌ ミューラー ケベルレは、1961年に設立された家族経営のドメーヌです。現在は4代目のダヴィッド ケベルレが27haの畑を引き継ぎ、伝統とナチュラルな手法を融合させ、ワイン造りを行っています。
3代目まではいわゆる伝統的なワイン造りをしていましたが、4代目のダヴィッドがナチュラルワインへ方向転換していく中で、クリスチャン ビネールが運営しているピルエット グループにも参加。ピルエットのラベルで世間に自らのワインを出していく事で、ワインのレベルアップと販売を進め、グループに参加する事で生産者との情報交換や様々な勉強を行い、ダヴィッドのスキルアップにも繋がりました。何年間か参加する事で徐々にナチュラルワイン的な造りの完成度を上げて行き、十分な経験を積んだ今回、晴れて独立する事になった期待の大型新人生産者です。(輸入元資料より)