白・750ml
シャルドネ 100%
2022年の北海道余市は2021年に続き早く雪が解け、萌芽も例年より早く、開花も順調でした。また暑く乾燥した天候が8月中旬まで続き、日中の最高気温は25〜31℃にもなりました。8月に久しぶりの降雨があった後、お盆過ぎからは夜間の気温が下がり、10日から14日早い収穫となりました。北海道余市の木村農園と荒農園で収穫されたシャルドネも理想的なヴィンテージとなりました。香り高くキレの良い上質なアロマ、糖・酸ともに素晴らしく北海道のシャルドネの魅力を表現しています。
シャルドネは小さなタンクに房ごとプレスし、醗酵を開始するために別のステンレスタンクに軽く澱引き。野生酵母による醗酵がしっかりしたのを確認し、約半分は大きな600㎖サイズのオーク樽に移動して醗酵を続けた。その後、フレンチオークの新樽とステンレスタンクで醗酵させたものを約 50%ずつ混ぜて、醗酵・熟成をさせた。醗酵が完全に終了してからは、酵母の澱の上で熟成され、自然の乳酸醗酵が行われた。澱の上でさらに 6 カ月熟成させた後、澱引きし、軽く酸化防止剤を加えた。フレッシュさやボディ、テロワール、品種の特徴を保つために無濾過でビン詰めされた。
ライム、青リンゴ、スモーク、砂糖漬けの桃、栗のアロマとフレーヴァーを持つミディアムボディ。今、飲んでも楽しめるが、ビン内熟成で少なくとも5年は熟成するだろう。軽く冷やすと、複雑さと果実味を存分に楽しめる。香りは、熟したリンゴやアプリコット、はちみつ、ジャスミン、石灰、干し草などを複雑に感じる。味わいは、しっかりとしたアタックに心地よい酸と華やかな果実味がまとまりあい、アルコールのボリュームを伴ったリッチな余韻が続いていく。
料理との相性:生牡蠣、ウドのお浸し、ホワイトアスパラガスのオランデーズソース、ふきのとうのフリット、エビとパクチーの生春巻き、太刀魚の白焼き、メカジキのバスク風煮込み、フリカッセドプーレ、生ハムのリゾット。
飲み頃:2024年から2026年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2027年からは、熟成により複雑さと持続性が増して味わいの向上が期待できるだろう。(※ 生産者のワインデータより抜粋。)
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