赤・750ml
シラー
栽培、醸造:青マール質土壌。2020年はグラップ・アンティエール、8日間のマセラシオン・カルボニック。2021年は除梗、破砕して8日間マセラシオン。グラスファイバー製タンクにて熟成。
「これがシラー?」とスタッフも衝撃を受けた!丸搾りブラッドオレンジのような凝縮した果実味に、冷涼地らしいフレッシュな酸がバランス良く絡み合う!いわゆる薄旨系ではなく、スルッと喉を通るしっとり旨み系で、飲む手が止まらない!
アラン・アリエに借りているサン・コムの畑で、ジョエにとって初のシラー100%のキュヴェ。シラーはヴェレゾンから収穫までの生育期間が短い為、冷涼地でないとポリフェノールが成熟しない。しかしこのエリアは標高が高く冷涼。つまり、ゆっくりじっくり成熟できるからこそ、この類い稀なシラーのスタイルになる!
特筆すべきは、ジョエの洞察力だろう。1つの区画のシラーで、2つの年号のブレンド。さらに、その年のぶどうの状態に合わせて全房と除梗で造り分ける、鋭い観察力と細やかな技術。これが本当にワイン造り3年目なの?と思わせるクオリティの高さ。ジョエの天性の才能と、本質を見抜く力をまざまざと見せつけられた!(輸入元資料より)