赤・750ml
サンジョベーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルヴァジア・ビアンカ、トレッビアーノ
土壌:石灰質の砂泥土壌、貝殻が多い海由来の土壌でミネラルが豊富。植樹期/仕立て:1996年(樹齢25年)/グイヨ、コルドン。栽培面積/収量:1.1ha / 2.0t/ha。栽培:土を踏み固めないよう、トラクターを使わない不耕起の有機栽培。銅・硫黄の散布も手作業で行い、銅の使用量は年間で2kg以下。収獲は9月上旬から中旬にかけて、各品種・ぶどうの熟度に合わせて、適したタイミングで手でかついで実施。手摘みによる厳格な畑での粒選果を行い、収穫ケースを使用して収穫。
醸造:天然酵母による自然発酵。醸し期間はステンレスタンクで10-14日間。発酵期間は必要な時にタンク上部から冷水をかけて冷却。天然の乳酸菌でマロラクティック発酵。熟成はステンレスタンクで10ヶ月間。清澄せず粗めのフィルターをかけて2021年7月末に瓶詰め。
一切のオフフレイバーも無いことは、即座にわかりました。一層ポテンシャルを探るテイスティングに集中できました。澄んだ味わいと、深い味わいが同居していることが、まず感じとれました。全面にたたえられた美しさ!その液体の奥にある果実を追ってみます。徐々に15度へと上げていくと出て来ますね!凄く多面的な香り、果実の色気が立ち上がってきました。味わいの奥行きが、ストレートに感じられ始め、複雑さが出てきます。酸、タンニンも美しいですが、ミネラル感の溶け込み方が支配的な魅力たっぷり。まさに真の「球体のワイン」です!
ワイン名の「LUNA」は、以前飼っていた愛猫の名前。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。
【栽培醸造家】
栽培醸造家 及川徹 TORU OIKAWA
日本ソムリエ協会のソムリエ資格、WSET Level3を保有。
飲食店にて責任者やソム リエとして勤務。
2014年渡伊、2015年からカーゼ・バッセ・ソルデラ、
カステロ・ ディ・アマ、パーチナで経験を積み、2020年に独立。
栽培も醸造も最低限の介入を 心掛け、
栽培・醸造コンサルタントに頼ることなく、
経験と自分の感性・感覚を生かし、ワイン造りを行う。
(輸入元資料より)