赤・750ml
ピノ・ノワール 100%
世界を渡り歩きあらゆるスタイルのワインに慣れ親しんできたテオですが、心のブドウ品種と云えばやはりピノ・ノワール。特に土壌成分由来のキャラクターを生かした味わいを愛しており、自らが学んだ全ての知識を総動員してワインのスタイルを決定しています。硬質的な石灰土壌から収穫されたノースカンタベリーのピノ ノワールは除梗し、幾分柔らかな表情を垣間見せるワイパラとのブレンドに使用するピノ ノワールは全房醗酵をといった具合です。
テオがブドウを収穫する畑は一昔前にオールドワールドに倣ってカリウム散布を行ってブドウの成長を促した畑ではありません。当然果実は小さく、凝縮した性格が強く出てしまう純粋な石灰土壌の畝では全房醗酵に適したフルーツの収穫は難しくなります。そこでテオはスロープの中でも上部と下部にあり、凝縮感が優しいフルーツをメインに、幾分ソフトな性格を持ったワイパラのピノ ノワールをブレンドしています。ライムストーン ヒルをジャイエスタイルとするならば、こちらは古式ゆかしいオールドスタイルといったところでしょうか。
ホールバンチ由来の野性味あふれるフレーバー。ゴツゴツと多少骨ばった筋肉質な骨組。ボトリングまではSO2を使用せずに、気長に酵母とブドウの力を信じて出来上がったニュージーランド南島の超新星です。(輸入元案内より)
※写真はイメージです。