ロゼ・750ml
モンテプルチアーノ100%(樹齢40〜50年)
粘土質土壌。収穫後、除梗し果皮と共に約半日、野生酵母による醗酵を促す。その後セメントタンクにて10か月の熟成。果皮の持つタンニンを出し切る「チェラスオーロ」という考えで造られたロゼ。プレス後、残ったヴィナッチャを再度プレスした部分を加えることで、骨組みを強調しようと考えたヴィンテージ。軽やかさや飲み心地だけではない厚みや複雑さ、奥行きを感じる味わい。
(meno=色が少ない)という意味合いのロゼ、土地の言い方であればチェラスオーロ ダブルッツォ。上記の通り、高い熟度と酸が共存した2022。フレッシュでストレートな酸と厚みのある果実、、そして何よりしっかりと芯のある甘いタンニン。単なるロザートではない「チェラスオーロ」たる味わいに嬉しくなります。近年で起きた変化といえば、、少しずつ収穫量も増えているので、もう一つトルキオ(圧搾機)を買ったそうですが、こちらも手動&小さいものでした、、汗。「電動は使ったことないから、絞る感じや強さがわからないから、、、。これでも1つ増えたから今までよりも格段に効率よくなったんだ!」そう喜ぶエンリーコ、、。このマイペースさがエンリーコらしいのですが。今までよりもプレスが早く終わるようになったことで、今回新しい試みを始めた彼。色素やタンニンを抽出しすぎないように、プレスはソフトで時間をかけていました。ただ絞り終えたヴィナッチャにはまだモストも残っている状態、、、。「このヴィナッチャをそのままタンクに戻して、再び醗酵が進むのを待って、改めて強い力でプレスする。色も濃い(もう赤ワインのよう)けど、メーノロッソには感じられない複雑さや骨組みを感じたんだ」、そう話す彼。今回の 2022 にはこの再プレスしたモストを少し加えているといいます(残りは別のワインに、、、)。すべてがその影響とは言い切れませんが、これまでのメーノロッソと比較しても、軽やかさや飲み心地だけではない厚みや複雑さ、奥行きを感じます。優しくも存在感のある魅力的なチェラスオーロです!(輸入元資料より)
※ 名前はロッソ(赤)となりますがロゼワインです。予めご了承ください。
※販売開始:2024/10/22(火)12:00〜
※写真はイメージです。