赤・750ml
アリアニコ100%
タウラージの生産地域では、近年でこそ自家ボトリングを始める農家(小規模ワイナリー)が増えてきたが、伝統的には、農家は自家消費用と古くからの顧客のための計り売り用にのみワインを生産、大半のブドウは仲買人もしくは大手ワイナリーに売却していた。ロマーノ家は、モンテマラーノ村で1800年代半ばからブドウとワインを生産してきた一家。2005年ヴィンテージのワインから、カンティーナ・ジャルディーノのアントニオ・デ・グルットラのアドバイスを受けて自家ボトリングを開始。現在では生産する約4割のブドウで自らワインを仕込み、残りのブドウは畑の区画ごとに契約を交わした、数軒のワイナリーに売却している。ちなみにカンティーナ・ジャルディーノのレ・フォーレは彼らのブドウから生産される。畑は全てワイナリーに隣接しており、標高450-550mに計8ヘクタールを所有。畑でもワイナリーでも昔ながらの手法を踏襲、除草剤などの化学農薬は使用せず、ボルドー液のみを使用、温度管理を行わず20-25日の醸し醗酵、熟成には新樽は用いず、2酸化硫黄もボトリングの際にごく少量使用するのみ。無清澄、ノンフィルターでボトリング。2009年及び2013年は、雨がちで非常に難しい年であったためジョヴィアーノを格下げして、アリアーニコI.G.T.としてリリースした。(輸入元資料より)