赤・750ml
ガメイ・ドーヴェルニュ
ルー・デ・ヴィーニュと同じ区画の葡萄を使用。通常ルー・デ・ヴィーニュは全房で2週間程度のマセラシオンですが、2020年は葡萄の熟度が高かったため3週間のマセラシオンでやや抽出を強くしています。1/3を600Lの樽、2/3をステンレスタンクで1年半発酵と熟成。
深いルビー色。抜栓時、若干還元的な印象を受けますがスワリングで抜ける程度で、気になるほどではありません。2日目には空気に触れることで香り高く華やかな様子が感じられますので、早めに抜栓して頂くか、お急ぎの場合はデキャンタージュなどしてお楽しみ頂くことをお勧め致します。フランボワーズソースやドライ苺などやや充実した赤い果実の香りに、小さな黒系果実のニュアンス、紫の生花やドライフラワー、赤紫蘇、リコリスなどのドライハーブ、クローブやオールスパイス、腐葉土など複雑性を帯びた香りが感じられます。赤い果実の果汁のような瑞々しさや若々しい印象を抱かせ、メリハリを感じさせる小気味良い酸を伴いながら軽やかな口当たりで清らかに流れ込みます。口中に膨らみゆく中で、徐々にレーズンやカレンズのような黒系果実のドライフルーツ、ドライハーブやスパイスの甘苦い風味、ドライフラワーなど様々な風味が重なっていき、旨味やコク深さなどが溶け込み複雑で奥行きのある味わいが続きます。アフターにかけて僅かに感じられるバニラのような風味が円みのあるまろやかな印象残します。今後の熟成の過程で繊細でエレガントな様子、更に複雑性が増し魅惑的な要素が引き出されていくことでしょう。(輸入元資料より)
※メインラベルにL-21-02と記載がありますが、ヴィンテージ表記ではございません。2020年のワインとなります。
※お1人様1本限り