赤・750ml
グルナッシュ、その他
通常品とは異なるスタイルのため、別品番でリリースしています。SO2の添加量はごく少量です。豊かな風味が感じられます。一部の自然派ワインに見られる特徴があります。組合の5人の生産者の葡萄をブレンドしています。エステザルグ村の南隣にあるテジエ村の畑で、標高、土壌ともA.O.C.コート・デュ・ローヌと同じですが、ワイン法の改定によりI.G.P.となっています。85hL/haの認可ですが、60hL/haまで収穫量を抑えています。2種の葡萄は混醸しています。10〜15日間、22〜24度に温度管理しながらマセラシオンします。通常は6ヶ月タンク熟成させています。ブラックチェリーのようなフルーティな果実味があり、しっかりとした飲みごたえのある味わいです。フランスのワインショップで人気のアイテムです。(輸入元資料より)
【エステザルグ協同組合/Les Vignerons d’Estezargues】
「設立から50年以上変わらぬメンバー」
メンバーは、各自の畑は自分で管理し、最も良い葡萄約1/3をドメーヌ名で出荷、1/3は組合名で瓶詰めし、残りはネゴシアンに売ってしまいます。ドメーヌ・ダンデゾンもこの栽培者組合に加盟しています。全葡萄は個々に管理しますが、設備は共有し、負担を分担させています。選別酵母やろ過、清澄などのワインを損ねる総ての技術は使用せず、果実味と土壌の可能性を生かすように醸造しています。
「セラーは1973年設立で、これまで2回改良」
最近では、クーリングシステム(冷却装置)を導入し、またコンクリートの内壁がワインに対して直接触れないようにカバーを施しました。容量としては8,000hlの収納が可能です。タンクは27本あります。注意したことはタンクの容量を大きくしないということです。
「伝統的な造り方を継続」
ステンレスタンクとコンクリートタンクを使います。20〜22度で発酵。マセラシオンは、2〜3週間かけ、1日1回30分程ルモンタージュします。ピジャージュも行います。マロラクティック発酵後、澱引き。通常はタンクで6ヶ月熟成させます。赤は無濾過、無清澄。
「シラーがポイント」
ワインの特徴はシラーで、ラ グラナッチャ(FB053)以外の全てのコート・デュ・ローヌの赤ワインにシラーをブレンドしています。(輸入元資料より)