赤・750ml
ピノノワール
ドメーヌ所在地の地名を冠した彼らを代表するキュヴェのひとつ。花崗岩の特徴 (雲母、石英、長石) を持つ非常に特殊な土壌で、モーゼルのザールにみられるスレートも畑に存在している褐色の土壌。繊細でありながら、力強さのある余韻長めの点が特徴。樹齢50年以上の古樹のピノノワールを使用し、1ha当たり35ヘクトリットルに抑えた低収量を実践し、全て手摘みで収穫、完全除梗。水平循環式タンクでのマセラシオンを行い、ゆっくりと段階を分けてプレスし、プレスされた液体はポンプを使用せず、重力によって移され、澱と共に熟成されます。
若干黒みの入った濃いガーネットの外観。香りの集中度が高いのが特徴で、クリアで完全に熟した赤い果実の凝縮した香りが前面に出てきます。ブルーベリーやプルーンの様な酸のある黒い小粒な果実の香りが特徴的。徐々に炒ったスパイスの様な香りのアクセントも膨らみ始め、ワイン全体に複雑さを与えています。
味わいは色味とは逆にエレガントかつチャーミング。昔ながらのピノノワールが好きな方であれば、正にストライクな味わいです。要所要所で凝縮感がグッと上がっており、活き活きとした果実味と酸が満足感を与えてくれます。余韻も非常に長く、シルキーな質感と共に全体をまとめ上げています。合わせる料理として、ジビエ料理や牛肉の煮込み、赤身肉のグリルなどと非常に良い相性をみせます。提供温度は低すぎない温度である、15〜17度程度をおすすめします。(輸入元資料より)