発泡・白・750ml
ピノムニエ70%、ピノノワール30%
ヴァレ ド ラ マルヌの持つ独自のテロワールを表現するために区画毎別々のタンクで発酵させ、その後3年間を掛けてアッサンブラージュし、毎年一貫性を持ったスタンダードキュヴェを仕上げていきます。
一番の特徴は、複雑なアロマと滑らかな口当たりを出すために12℃に維持された地下セラーで約5年間熟成させること。アルコール発酵させた後、2年間タンク内で熟成させ、更に約3年の瓶熟成を経た後デゴルジュマンし、ようやくリリースとなります。近年の大量消費型シャンパーニュメゾンでは考えられない、贅沢な時間の使い方をしています。
鮮やかなレモン色寄りの黄金色から出てくるガスは、長い熟成により柔らかく変化しています。洋梨やアプリコット、プラム、白桃と言った熟れた果実の香りに加え、熟した林檎の蜜などの甘く香ばしいニュアンスが膨らんできます。黒ブドウからくるしっかりした味わいに、心地よい酸とミネラル、丸みのある果実味も加わることで全体的なバランスを感じられる万能なスタイルです。長い熟成により、小難しい複雑さより、リラックスして楽しませてくれるシャンパーニュとなっています。(輸入元資料より)
【ディディエ・ショパン/Didier Chopin】
ランスから25km離れたヴァレ ド ラ マルヌにて1989年に設立された、ブドウ栽培から醸造まで家族経営で行うシャンパーニュ生産者、ディディエ ショパン。
古くから伝統的に造る生産者が多いこの地域では珍しく、比較的新しい生産者ですが、その品質に対する信頼は高く、フランスは元よりイギリス、ベルギー、アメリカ等へ多く輸出されており、特にイギリスでは不動の人気があります。
現在は、ヴァレ ド ラ マルヌにあるシャンプラ エ ブジャクール村に3ha強の自社畑を所有、毎年のように高い評価を得ていながら、生産量を不必要に増やすこと=クオリティが下がると考え、今でもディディエ夫妻と2人の息子たちによるワイン造りと、家族を軸に、素直で率直な質感と味わいが嬉しいシャンパーニュを生み出しています。