フローイング ウォーター [NV] さっぽろ藤野ワイナリー Sapporo Fujino Winry flowing water
白・750ml
バッカス(21 年・三笠市達布産) 67.4%
ケルナー(22 年・余市町登産) 32.6%
・アルコール度数 12.5度
・瓶詰日 2023 年 7 月 26 日
・野生酵母で発酵、野生の乳酸菌による MLF
無補糖、無補酸、
無清澄、無ろ過で瓶詰
酸化防止剤 添加あり(15ppm SO2)
北海道らしさとは何かを追求していくワインがこの通称「f シリーズ」になります。赤の「fire place」、ロゼの「flower road」、今回の白は「flowing water」となります。「北海道」の「海」を借りてそこからさらにイメージされる「流れていく水」のような北海道の白ワインを造りました。
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今回の「flowing water」は、北海道の三笠市、余市町の契約農家さんからのブドウを使用し、2021年と2022年のブレンドでマルチヴィンテージとなっています。2022年10月中旬に収穫されたケルナーを全房の状態でスキンコンタクトを行い、低温環境下で管理し野生酵母で醗酵を進めました。その後優しく圧搾。一晩静置後に澱引きし、主醗酵がなかなか終息せず残糖のある状態の 2021年のバッカスの果汁をブレンドし、ステンレスタンクで醗酵の経過を見守りました。野生の乳酸菌で MLF(マロラクティック醗酵)も行い、熟成。醗酵終了後に澱引きし 2023年7月下旬にボトリングしました。瓶詰め時に酸化防止剤(亜硫酸塩)を添加しています。
2021年の北海道は全般的に春先から気温が高く推移し、結実も順調な恵まれた年でした。熱い夏が長く続き、一部では干ばつ傾向での苦労もありました。秋も温暖でしっかりと熟した年となりました。早生品種のバッカスは酸を残すための収穫タイミングが難しい年でもありました。2022年は、前半は天候もスムーズに推移しましたが、夏以降は湿度が高い天候が長く続き、一部地域を除いて病害虫に悩まされた年となりました。
アプリコットやマスカットのような香り、白い花や熟れたメロンのような香りも感じられます。柑橘系の果実味やほろ苦さを、キュッとした酸が引き締めてくれます。温度帯を少し上げるとじんわりとコクが広がり蜂蜜のような余韻も感じられます。(生産者資料より)
※ 送料無料対象外となります。