白・750ml
アリゴテ 100%(平均樹齢40年)
音楽好きのヤンがラヴ&ピースとかけて名付けたキュヴェ。ピフとは「ワイン」という意味らしく「愛とワイン」という全くもってハッピーな名前のワイン。
アリゴテと聞いて、どうせ酸っぱいだけのワインでしょ?という先入観は彼のワインには禁物で、グラン クリュ レベルの栽培をアリゴテで行ったらどうなるのか、という現実的にはありえない贅沢な造りのアリゴテ。
ドメーヌ ルロワ、ド ムール、パタイユ等、突き抜けたアリゴテを造っている生産者は数人いますが、このキュヴェもアリゴテらしさを追求しつつフルスイングしています。
オート コート ド ニュイにあるサンヴィヴァン修道院近くの畑から収穫された平均樹齢50年のアリゴテをステンレスタンクにて発酵させ、そのままタンクで9ヶ月ほど熟成。亜硫酸は使用せずノンフィルターにて瓶詰め。ヤンは気軽に飲んでもらう為のフルーティーなキュヴェと話しますが、とても気軽には飲めないクオリティ。
夏に伸びた枝を切らず(トリートメントをせず)、光合成を促進させ、樹そのものの力を強くさせると言う栽培に切り替えたとのこと。
黄金色の外観で、抜栓直後は極若干ガスを感じますが、すぐ気にならなくなる程度に落ち着きます。火打ち石やミネラルに加え、黄色い花の香りが立ち上がり、熟した果実と共にうっとりするような香りに包まれます。熟成による丸みを帯びた酸と複雑さのある果実が複合的に沸き立ちます。
味わいは立体的な酸やミネラル、リッチで粘性を感じるような果実味が拡がります。いま飲んでも素晴らしいですが、更に熟成も可能な素晴らしいポテンシャルを感じられます。
※ 2024年10月19日12時より販売開始です。
※ 2024年10月23日12時より出荷開始です。