オレンジ・750ml
セミヨン85%、ソーヴィニヨン・ブラン10%、ミュスカデル5%
土壌:粘土石灰質。酵母:培養酵母。SO2添加あり。
収穫後、16度〜20度で3週間のマセレーション。プレス後6か月のシュール・リー熟成。柑橘系の爽やかなアロマとワイルドフラワーの香り。口に含むと、丸みがありながらフレッシュな味わい。少しスパイシーでレモンのような余韻があります。グリルした野菜、エキゾチックでスパイシーな料理や柑橘を使った料理と相性が良いです。2021年よりオーガニック認証あり。(輸入元資料より)
【オリヴィエ・カズナーヴ/Olivier Cazenave】
オーナーのオリヴィエ・カズナーヴ氏は、17歳の時に1本のポムロールワインと出会いワインの素晴らしさに目覚める。大学では政治学を学ぶも、ワインへの情熱は抑えきれず、卒業後はワインの世界へ飛び込む。カヴィスト、バイヤー、クルティエ(ワイン生産者と販売者の仲介)といった仕事を10年間経験後、「プピーユ」のフィリップ・カリーユ氏紹介で、「シャトー・ド・ベル」を購入。
2003年ヴィンテージが初リリースにも関わらず、フランス国内の専門誌「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」で最高得点を獲得。その後、パリの、三ツ星レストラン「ジョルジュ・サンク」でオンリストされるなどなど一躍シンデレラワイナリーとして専門誌にも取り上げられる。しかし、ワインへの情熱はとどまることを知らず、バリックでのマセレーションを施すポムロール複数ヴィンテージのカベルネ・フランをブレンドした「フラン・ド・ベル」、ルーションで友人とグルナッシュの可能性を追求するなど様々な新しいことにチャレンジしている。
ドルドーニュ川から近いところに畑があり、霜の害が防がれ、有機栽培にてぶどうを育てやすい環境にある。化学肥料、農薬は使用していない。醸造時も二酸化硫黄は不使用。
醸造時にとても小さなタンクを使用、果皮を浸漬させる時にこのタンクで時間をかけて成分を抽出している。樽にも非常にこだわりを持っており、225Lと500Lの2種を使い分けており、各樽で6〜12か月熟成させる。果実味を活かすことを最優先に考えており、良い年でも樽熟成を控えめにしている。近年ではボルドーに革新を起こす生産者として評価され、アルベージュやアラン・デュカスなどの3つ星レストランやタイユヴァンでもオンリストされている。(輸入元資料より)