白・750ml
リボッラ ジャッラ70%、フリウラーノ20%、シャルドネ10%(樹齢30〜50年)
厳しく収量制限を行い、限界まで完熟を待ってから収穫。すべて自身で選別し、梗まで完熟したブドウは除梗せずにマセレーションを行う。約40日程度、果皮と共に醗酵を行い、醗酵が終わるのを待ってから圧搾。古バリック・トノーに移し、24カ月の熟成。ボトル詰め後、12カ月の熟成。
アンジェが14歳から共に畑仕事を手伝ってきた。50年以上化学肥料や農薬を使わずに畑を守ってきたオーナーの名を冠したワイン。
【アンジェ/Anze Ivancic】
スロヴェニア西端、イタリアと国境を隔てる Brda ブルダ、その中心部に位置するビリャーナの町。イタリア側のゴリツィアやコルモンス、オスラヴィアまで車で10〜20分と近く、国は違うものの同じ土壌を持つ「Collio コッリオ」であり、古くローマ時代にはコッリオの中心地として繁栄していたとされる土地。
同じ土地個性、ポテンシャルを持っていても、国を違えるだけでその評価や価値は大きくかけ離れてしまう。当主であるアンジェ イヴァンチッチは31歳。両親、親族の中に農業に関わる仕事をしていた者はなかったものの、幼い頃より自然や畑での仕事に興味を持ち、農業高校へ進学。そこで公募していたワイナリー研修制度に申し込みました。その研修先こそフリウリ、いやイタリアの代表する偉大なる白ワインの造り手「Josko Gravnerヨスコ グラヴネル」のカンティーナでした。研修期間が終わった後も、そのままヨスコの元で10年以上畑とカンティーナで働いたアンジェ。「ワインを造る上で重要なモノ、唯一の事はすべてヨスコの元で経験してきた。」、そう屈託のない笑顔で語るアンジェ。自宅の近くにある高樹齢のブドウ畑を2018年より借り、ブドウ栽培、醸造を開始します。(輸入元資料より)