オレンジ・750ml
ヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌ※比率非公開
ホ・オポノポノとはハワイの伝統的な思想。「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」の4つの言葉を心の中でつぶやくことにより、人の心を癒す効果があるそうです。ラベルは、フランス-スペイン人のダヴィッド・ヴァモンド・ロペによる、彼なりの治癒の解釈を表現している。
全房のままの葡萄を品種毎にプレスし、その後ブレンド。アンフォラで1か月、その後ステンレスタンクで6カ月の熟成。夕焼けのような鮮やかな橙色。白い百合の花や文旦のような和の柑橘の果実味。白コショウのような緻密なスパイスも感じられます。徐々にゼストドランジュ(オレンジピールの砂糖漬け)やピーチティーのような紅茶のようなニュアンスも現れてきます。黒烏龍茶のような、きめ細かくもしっかりとしたタンニンがあり、ビターな味わい。とても複雑味があり、エキゾチックな雰囲気。アルコール度数11%、SO2無添加。(輸入元資料より)
【ドメーヌ・ラルザン/Domaine L'AleZAN】
タン・レルミタージュでぶどう畑に囲まれた育ったレミ。とにかく肉体的な仕事が好きで、山岳ガイドを経て馬で畑を耕す会社を立ち上げ、マドリッドで人材紹介会社で働きながら芸術活動を続けるパトリシアと出会い意を決して2013年からワイン造りの世界に入る。
アルデッシュにて入手した区画は標高400mから崖のようにテラスになっている区画の樹齢80年、古木のシラー、マルサンヌ、ルーサンヌ。トラクターなどもっての他、全て手作業かつほとんどのぶどうを猪など動物に食べられて収穫量は12hl/haとほとんど無い。そして2014年にサン・ジョゼフに花崗岩とサハラ砂漠の砂の堆積の土壌の区画を手に入れたが、ここは20年間害獣の被害で収穫ゼロの区画。彼らは、この区画の森林を切り拓しルーサンヌ、マルサンヌを植樹し1haのぶどう畑を造りあげた。どちらの区画も害獣被害から守るために、ぶどう畑の周りを電線で囲っているが、ただでさえ崖のような区画でとんでもない作業だ。その柵を乗り越えてくる害獣対策でペルゴラ仕立て(棚仕立て)でぶどう樹を高く仕立てている。
自社畑の収穫量はとんでもなく少なく、買いぶどうでのネゴスワインを造りながら、少しずつ自分達の目指す方向に向かっている。2019年に手に入れた古い農場をカーヴとし、その周りにアルバリーニョ、サヴァニャンなど酸のあるぶどう品種も植樹し、これからの地球温暖化対策もしている。カーヴも今から少しずつ整備していくという。なぜそこまで!というぐらい自ら苦難に立ち向かうレミとパトリシア。
これまでのワインも素晴らしいが、これから未来に向かって激進する生産者ラルザンをしっかりと応援していきたい!!ファイト!!レミ&パトリシア!(輸入元資料より)