赤・750ml
メルロー
メルルという鳥とメルローとの言葉遊び。「自然と関係のあるものを」と思い、鳥の名前を選んだ。ロゼはメルル・ロゼなので、赤はメルル・ルージュに!南のメルロ100%とは思えない涼しげで飲み心地バツグンのスイスイ赤!カシスを口の中いっぱいに頬張ったようなジューシーな果実味!!メルメルロに比べ香りがよりアロマティックで、果実味と、ほどけたタンニンが全体的に球体のように包み込んでいる。(輸入元資料より)
【ドメーヌ・デ・フルール・ジョーヌ/DOMAINE DES FLEURS JAUNE】
ラングドック地方、カルカッソンヌの南に位置するリムー。ピレネー山脈とコルビエール山脈に囲まれた、随一の高い標高からくる冷涼さ。大西洋と地中海の両方の影響を受け、日照量も多く、雨も適度に降る産地。リムーと聞けば真っ先に思い浮かぶのは、スパークリングワイン。それもそのはず、世界最古のスパークリングワインはリムーで誕生!(17世紀に、ドン・ペリニヨンが造ったシャンパーニュよりも 150年近く早い!)1938年にブランケット・ド・リムー、次いで1959年にスティルの白が AOC に認定された。しかし赤は遅れを取り、AOCに認定されたのは2004年。圧倒的に白ぶどうの産地に、メルロにとことんこだわった造り手が現れた!当主クレマンス・ボードワンは、2020年に日本デビューした南仏超ミクロ生産者『マルク・サンチェス・トア』のパートナー。
クレマンスは農業の家系で育ち、幼いころから農業が身近な存在だった。大学では歴史の勉強をし、自然環境やエコロジーに関する政治的な活動をしていた。幼いころ両親の背中を見て育ったクレマンスは、自然と『自給自足』の生活に足を踏み入れていく。それはワインに関しても同じで、『自分が飲むものは自分で造りたい』と考えるようになり、ワイン造りの道へ。
その後、農業を通してマルク・サンチェスと出会い、2017年に2人で『マルク・サンチェス・トア』を設立。マルク・サンチェスから、ビオディナミ栽培、多種多様なポリキュルチュール、そして SO2無添加のワイン造りを学んだ。ワイン造りと同時に子育てをし、2021年、遂にマルク・サンチェスの隣の畑で自身のドメーヌを立ち上げた。畑は3.5ha 所有。標高350m、粘土石灰質土壌。品種はメルロとほんの少しソーヴィニヨン・ブランを育てている。昔の人たちが普通にやっていた農業の姿を目指し、緑肥を使い、土中の微生物を復活させている。可能な限り手を加えず、剪定は自然を尊重し、樹液の流れを見ながら行っている。全てのワインは自然酵母で発酵、SO2無添加。コラージュ・フィルター掛けもなし。瓶詰めとスーティラージュはビオディナミのカレンダーに合わせて行っている。彼女の畑では、生活を共にしている羊と豚、鳥などの動物たちが一緒に畑作業を手伝ってくれている。クレマンスが長年想い描いていた『自給自足』の生活を、家族そして、自然界の生き物たちと共に実現させている!(輸入元資料より)