赤・750ml
メルロ50%、カベルネ・フラン27%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、プティ・ヴェルド8%
ぶどう樹に不必要なストレスは極力避けるという考えからグリーンハーヴェスト、除葉は行わずに丹念な剪定作業や「コストは高く付くが最もテロワールを表す手法」という格付けシャトー同様の密植度(10,000株/ha)を実践する等自然に収量を抑え、収穫は全て手摘み。醸造はシンプルかつ自然のリズムに合わせて行われ、発酵は全て自然酵母による。味わいの特徴はピュアな果実の凝縮感に溢れ、「個人的に甘くて柔らかい赤ワインが好みでない」という事もありメルロが主体ながらも骨格がしっかりとしており良質なタンニンが感じられる。
【シャトー・デュ・シャン・デ・トレイユ/Chateau du Champ des Treilles】
20年間に渡りポイヤックのメドック格付け5級シャトー・ポンテ・カネで栽培と醸造の責任者を勤め、近年の名声の立役者であるジャン・ミシェルと妻コリーヌのコム夫妻の個人所有するプチシャトー。ボルドーのアントル・ドゥー・メール地区、東端に位置する小さなアペラシオン、サント・フォア・ボルドーの地で二人三脚にてビオディナミ農法による自然に即したワイン造りを行っている。ビオディナミをポンテ・カネに導入させた張本人であるジャン・ミシェルはポンテ・カネとラフォン・ロシェでの豊富な経験と知識を背景に1998年以来年々品質の改良に余念が無く、実直なコム夫妻の片田舎での奮闘を知る友好関係のある著名シャトーからの援助も多く、収穫用の箱はCHマルゴー、プレス機はCHムートン・ロートシルト、樽はポンテ・カネの古樽が使われている。(輸入元資料より)