赤・750ml
ガメイ100%
セルメジーはバティスト ベルトランの造るワインの中でもハイオク ガメイの様な力の入ったキュヴェ。
粘土石灰質土壌に植えられた1921年まで遡るセルメジー区画の古樹から造られる。醸造は他キュヴェと全く同じで、コンクリートタンクでセミ マセラシオン カルボニックを行う。圧搾後、果汁は12〜15℃に冷却され、古樽とグラスファイバー製タンクによって熟成。瓶詰時に極少量のみ亜硫酸を添加。
明るく照りのあるガーネット色の外観。抜栓直後は軽く還元していますが、すぐに解消するレベル。カシスやラズベリー、プルーンの様な酸のある小粒の果実を感じる香りが心地良い。味わいはプチプチとしたクリスプ感があり、色調とは違った軽やかさを感じる味わい。重層的な果実の味わいがありながら、全く引っ掛かりを感じないスルスル系のガメイで、マルシャンプトよりも複雑さを感じられます。翌日以降も全く不安定になる事は無く、安心して飲み進めることが出来ます。(輸入元資料より)
【バティスト・ベルトラン/Baptiste Bertrand】
ベルトランはCharentay(シャランティ)の小さなコミューンで初めてビオ認証を取得した生産者。ラベルにはバティスト ベルトランと書かれているが、誰もが親しみを込めて彼をバートと呼ぶ。
バティストはボジョレーに位置し、南はブルイィ、北はモルゴンに挟まれたボジョレー ヴィラージュの畑の一部を構成する小さなコミューン、シャランティ周辺の粘土石灰質土壌に4.5haのブドウ畑を所有している。バティストはもともと生態学を学び、環境管理と地図製作を専門としていた。フランス各地の組織や非営利団体で10年間働いた後、ボジョレーに戻り、地元のブドウ畑に関連する地元プロジェクトの管理に3年間携わった。そのプロジェクトが終了し、廃業するドメーヌから畑を譲り受け、ワイン生産者となった。
彼はバスケットプレスのようなシンプルで伝統的な設備と最小限の介入で造ることをモットーとしている。ビオロジックで栽培されたブドウから造られ、穏やかなタッチのワインにすることを心掛けている。ピュアな果実味を引き出す事に神経を傾けている為、ベルトランは可能な限り樽の使用を避け、ステンレスタンクのみを使用してこのワインを造っている。亜硫酸は瓶詰め前に少量加えるだけである。(輸入元資料より)