白・750ml
トレッビアーノ アブルッツェーゼ、トレッビアーノ モデネーゼ(樹齢20〜30年)
モデナ近郊の有機栽培農家より持ち込んだブドウ。収穫後、除梗し果皮と共に1週間、セメントタンクにて醗酵を行う。圧搾後、そのままセメントタンクにて醗酵、熟成。周辺の有機ブドウ栽培農家より買い取ったブドウを醸造することで、消えつつあるワイン造り、伝統を守る。そして再興を目標とするリオ ロッカスティルワイン。果皮由来のタンニンも心地よく、気軽さと味わい深さのバランスが素晴らしいテーブルワイン。
ニュープレイヤーインタウンと同じく、モデナ近郊の栽培農家より収穫されたトレッビアーノで造られた白。果皮が厚く味わいの強いトレッビアーノを引き出す意味で、1週間ほど果皮と共に醗酵を行ったワイン。ランブルスコやフリッツァンテを飲むのが日常のレッジョ エミリアだけに、単なる白ワインというわけにもいかず。スティルの状態でも味わいを持たせることで、サラーメやプロシュートに負けない旨味を与えようという発想から造られたワイン。果皮由来のタンニンも強すぎず、飲みごたえと心地よさのバランスがちょうどよい、この円安のど真ん中でありながら、やはり安定のコストパフォーマンス(マルコさんいつもありがとうございます!)。(輸入元資料より)
リオ・ロッカ/Rio Rocca
周囲の栽培農家と共に始まる土地の再興、もう一つのイル ファルネート。
イル ファルネートの当主であるマルコ ベルトーニが、新たに始めたワイナリー。2003年に植樹、ブドウの栽培、そして瓶内再醗酵の土地の味であるフリッツァンテを造り続けてきた当主のマルコ。徐々に軌道にり始めたイル ファルネート。しかしこの20年で、周辺の小さなブドウ栽培農家の実情は悲惨な状態に。「周囲の栽培農家の多くは放棄される寸前の状態にある。自分で醸造をする設備を持たず、協同組合にブドウを量り売りにしている。しかし、協同組合で買い取る価格はあまりにも安い。これでは誰も農業をやろうと思わないし、続けていくことが出来ない、だから手放すしかない。イル ファルネートとして成功するだけでは、この地域を守る事はできない。この土地・地域に残っている、勤勉で誠実なブドウ栽培者たちを支えていかなくては、レッジョのワイン文化、価値を存続できない」。2020年より周辺の良質なブドウ畑、栽培農家と協力し始めたマルコ。健全で高品質なブドウを栽培してもらい、市場よりも高い価格で買い取る。そしてそのブドウから、イル ファルネートと同じ醸造コンセプトでワインを造る。ワイナリー名は、イル ファルネートのある周辺地域の古い呼び名であるRio Roccaリオ ロッカ。2021年の収穫よりワインがリリースとなります。自分たちでブドウ栽培をしていない分、よりリーズナブルで日常に寄り添う味わいを目指すというリオ ロッカ。またもや嬉しいテーブルワインが一つ加わりました!(輸入元資料より)