赤・750ml
ピノ ノワール
ウィラメット ヴァレーにある全ての畑の樹齢20年から50年のピノ ノワールを区画別に樽で仕込み、最終的にアッサンブラージュしてから瓶詰め。全房で発酵させ、樽を上手く使い、果実を輝かせる事にポイントを置いたキュヴェです。
クリアで照りのある濃いルビー色。レッドチェリー、プラム、クランベリーと言ったベリー系の香りが立ち昇ります。抜栓直後は少々還元臭が感じられますが、スワリングすると5分で感じられなくなり、徐々に黒胡椒やカカオといった濃厚でスパイシーなニュアンスも膨らみます。味わいは正にクラシックブルゴーニュの様なチャーミングなフランスのピノノワールそのもの。酸を感じつつ、熟した優しい果実が上がってくる、ピノ好きには堪らない味わい。大きめのグラスで、ゆっくりと飲む事をお勧めします。(輸入元資料より)
【フォッシル&フォーン/FOSSIL&FAWN】
今、新たなワイン生産地として人気なポートランドで若手生産者として切磋琢磨している彼らですが、実はジムは、2004年〜2007年までの3年間 NOVA の英語教師として日本に滞在をしており、昔ながらの街並みや、池袋にも近く、大好きな秘境の温泉巡りに便利な川越に住んでいたそうです。「僕は2、3 歳の幼児クラス担当だったから」と、日本語は小出しに突然単語を披露するに止めていましたが、日本への愛着は今でもあるそうで、コロナが収束をしたら、同じくオレゴンの生産者仲間と一緒に来日をしたいと話していました。
それ以外にも、ワイン生産者になるまでには多種多様な職業を経験してきたジムですが、この職業に就くきっかけを作ったのは、父親がリタイヤ後の趣味として、家の前の山の開墾をしピノノワールを1万本植えた事。当時高校生だったジムは、当初自分がそれを担う事になるとは夢にも思っていなかったそうですが、現在はこの仕事にしっくりと馴染んでおり、その他にも自身で15エーカーの畑を所有し14エーカーはピノノワール、1エーカーはシャルドネを育てています。
その昔この辺りの土地は、海底に沈んでいたそうで、地殻変動により大地が持ち上がった為、今でも貝の化石が見つかるそう。急な傾斜にある為、夕方には強い風が吹き、年間を通し乾燥をしている土地なので、カビなどの病気の心配はないそうですが、代わりに鹿が大量に生息をしており、その被害が甚大だそう。畑の周りには背の高い柵を張り巡らせていましたが、簡単に飛び越えてしまうそうで、日々頭を悩ませているそうです。(輸入元資料より)