赤・750ml
ピノ・ノワール(樹齢50年)
土壌:片麻岩質。酵母:野生酵母。SO2添加なし。
『Raide d'Alsace』 = 『アルザスにゾッコン』という意味。祖父の代にブルゴーニュ南部からもらったブドウ樹をプレラーテンベルグに植えたセレクション・マサルのピノ・ノワールを手積みで収穫後、ステンレスタンクにて全房で15日間マセレーション。プレス後15ヶ月熟成。シルクのように溶け込んだタンニン、美しい持続的な酸味、長い余韻。赤い果実のアロマティックな香りの束、非常に熟したチェリーやイチゴの風味。しみじみ美味しいワインです。料理とのマリアージュ:バーベキュー・シャルキュトリー・ジビエ・ブラックアンギュス牛・ブダンブランのリンゴ煮。(輸入元資料より)
【ドメーヌ・エンゲル/Domaine Engel】
850年の歴史を持つオルシュヴィレール村のオー・クニグスブーグ城の麓に「ドメーヌ・エンゲル」は1958年に設立されました。
現在は1995年生まれのピエールと、彼の兄であるジャックが経営しています。畑作業は兄のジャックが行っており、ピエールは醸造に情熱を燃やしています。
所有する13ヘクタールのうち8ヘクタールはグラン・クリュのプラエラテンベルグにあり、他はその周りを取り囲むように広がっています。ピエールの叔父もドメーヌに参加しており、彼が生み出す設備はオリジナル物ばかり。畑作業がよりスムーズに行えるため、ドメーヌの装備を独学で改良!
ピエールと兄のジャックは、大会などにも出場したほどラグビーが大好き。二人はそれぞれ大学へ行き、ピエールは経営を学びます。卒業後マルセル・ダイス 氏のところで修行を始め、兄のジャックは銀行でしばらく働きます。その後、ジャックはアンドレ・オステルタグ氏の元で学び、ブドウ栽培免許を獲得。オステルタグの影響で、ジャックは畑にビオディナミを取り入れており、2022年からはデメテールラベルを取得。
彼らのファーストヴィンテージの2018年は、とてもジューシー。2020年は、非常に暑く太陽が多かった年でなかなか難しいヴィンテージでした。2021年は今までで最高の出来の年。彼らはワインによってラベルを変えています。彼の友達がデザインしたり、イタリアのアーティストに頼んだりとさまざま。ピエールは直感やフィーリングを大切にしがら、ワイン造りに向き合っています。「テロワールが生み出す、ピュアなワインを造ること」が彼の哲学。(輸入元資料より)