白・ 750ml
ピノ グリ60%、ゲヴェルツトラミネール40%
2021年は、6月、7月そして8月初めとブドウの生育にとって重要な時期に多雨に祟られた、ルーシー コロンバン&ジェラール シュレールにとって非常に厳しいヴィンテージとなりました。彼らのワイナリー&畑があるユスラン レ シャトー村周辺は、アルザスの中でも特に雨が多かったそうで、オイディウム、べと病が蔓延、大半のブドウ(初めて買いブドウでもワインを仕込んだとの話もあるので、例年の9割以上なのかと...(涙))を失ってしまいます。
今回届いたシノワ ヴェール2021は、ルーシー コロンバンとしては2021ヴィンテージの唯一(!)のワインで、グランクリュ アイヒベルグ&プェルシックベルグを含む全ての区画(シュレール家所有の区画も含むのかは不明)のピノ グリ(60%)とゲヴュルツトラミネール(40%)の混醸。名前のシノワ ヴェールは、コロンバン家の古くからの友人で、畑仕事も手伝っていた故アルベール ギンダースペルガーさんが口癖にしていた、煩わしい振る舞いが目立つ人を指す言葉。彼らのワインが濁っていることだとか、スティルかと思えばしばしば発泡している事があることに対して、クレームじみたことを表明する人のことを揶揄しようとする、エリックの思惑から付いた名前だそう。(輸入元資料より)