赤・750ml
ガメイ
全房で10日間のマセラシオン。プレス後に、全体の1/3は228Lの樽、2/3をコンクリートタンクに移して、それぞれ13ヶ月間の発酵と熟成。瓶詰め前にブレンド。
中程度の赤色。ドライ苺やグレナデンシロップを想わせる凝縮感のある赤い果実に、ソルダムやダークチェリー、フランボワーズ、ザクロ、赤スグリといった張りのある酸を持つ新鮮な果実が重なります。そこにカルダモンの清涼感、土やドライフラワー、軽いフュメ香、クローブやアーモンドのような芳ばしいニュアンスが溶け合います。やや湿度を帯びた滑らかなテクスチャーのミディアムタッチで、しなやかに口中へと沁み渡ります。アタックは赤い果実の甘みと風味に、スパイスの爽やかさや僅かな塩味がアクセントを添える可憐な印象。次第に果実の充実感が増し、さらに芳ばしさやスモーキーな風味などが折り重なることで、トーンを抑えた奥ゆかしさと複雑性、そして奥行きのある余韻へと導きます。繊細でエレガントな表情を湛えながら、果実の緻密さと骨格を備えた滋味溢れるスタイルです。
【トリスタン・ランポン】
2024年時点で30歳。農家を目指していたため大学での専攻は農業学、卒業後数年間は近所の農家で働いていたが次第に自然派ワインの道に興味を持ちDomaine Saint Cyr(ドメーヌ・サン・シール)に勤めてワイン造りを4年間学んだ。初ヴィンテージは2021年。当時は勤めながら約1.5haの畑を所有してドメーヌを立ち上げ、徐々に面積を拡大し2024年の時点で4.70haを所有。
バスケットプレス機を用いて手作業でゆっくり行い、タンクや樽で自然発酵させて寝かせるのみ。添加物は一切なしのVin pur jus。極力シンプル、しかし丁寧に醸造して低収量ならではのぶどうが持つポテンシャルを可能な限り自然に、ワインへ転換させることを意識している。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。