バラのシロップ・250ml
賞味期限:2024.12
バラ(ロサ ケンテフォリア 40% ,ガリカ ローズ 30%,- ダマスク ローズ 30%)の花びら、蒸留水、白キビ糖、レモン。
5〜6月に収穫、すべて手作業、添加物不使用。アンナの母が作っていた 50年前のレシピを再現。
アルトローヴェの畑を失った後、何とか自身の持つ土地にルーサンヌ&マルサンヌを植えようと考えていたヴァルテル。しかしながら現在、チンクエテッレでは、許可なくブドウ樹を植えることが禁じられている事、さらには登録上はブドウ畑であったとしても、放棄されてブドウ樹がなくなってしまった畑に、再びブドウを植えることが出来ないという現実。プリマテッラのカンティーナがあるカンピーリアの土地、以前はブドウ畑であった土地ですが、すでにブドウ樹は残っておらず、新たにブドウを植えることが出来ませんでした。カンピーリアの土地はアンナの生家。彼女が幼いころ、ブドウ樹と家庭菜園、そして母の好きなバラに埋め尽くされていたという土地。ブドウ樹が失われた後も、種をまかずとも自生していた、当時のバラ品種が自然と咲いていたといいます。そこでヴァルテル、アンナからの提案もあって、規制のない、さらにこの土地に自生していたバラを栽培し、その花びらよりシロップ作りを始める事に。と言っても作っているのはもちろん奥さんのアンナ。
キビ糖とバラの花びら、レモン以外何も使わない、彼女のお母さんのレシピ、すべて手作業て作る純粋なローズシロップです。私自身、バラのシロップについてあまり知識がないのですが、一般的なローズシロップよりも強い香りと繊細な甘さ、そして天然の色合いに驚かされます。果実はもちろん、バラなどの花の栽培でも知られるチンクエテッレ。デザートに使ったり、炭酸水で割ったり、料理で使う事をお勧めするというアンナ。すべて手作りなので、入荷数は決して多くありませんが、ぜひ一度お試しいただきたいシロップです。(輸入元資料より)