白・750ml
アリゴテ・ヴェール100%
畑位置 国道 74 号下の Vosne Roman?e と Gilly les Citeaux のコミューンに位置するアペラシオン・レジョナルから。シャンボール村の国道を挟んだ向かいの区画土壌:石灰分の強い白い泥灰岩で構成。基本的には石灰(方解石)と粘土質が同じ割合で混ざっている。(35%のところもあれば 65%の場所もある)我々の畑は大体50%が石灰分(CaCO3)
醸造:収穫した葡萄はまず剪定テーブルにかけられ、その後すぐにプレスされる。プレスした果汁はすべて一緒にされ発酵を待つ間、タンクに移される。数日後自然に温度は15度ほどになり、発酵が始まる。マストの固形分を取り除いた後、樽に移し、8〜10 か月間熟成させる。瓶詰の前に一度だけ澱引きを行う。シャープでフレッシュなワインなので味わいのイメージに合わせて他のキュヴェとは異なる斜体文字でラベルに記載している。
特徴:ブルゴーニュアリゴテは辛口でフルーティ。その香りはすっきりとしており率直で葡萄そのものを感じさせる。味わいは活発でいきいきとしており、主体である美しい酸味が、派手ではないが十分な丸みによって包まれている。心地よくフィネスのある余韻が続く。(輸入元資料より)
【ドメーヌ・ロベール・シリュグ/DOMAINE ROBERT SIRUGUE】
1960 年創業の非常に小規模なワイン生産者。化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限することで、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年)働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。収穫は40人もの人員を動員し、全て手作業で行っています。近年、クラシックなスタイルからエレガンス感溢れるスタイルへと見事な変貌を遂げました。
100%除梗から全房発酵までその年の出来に応じて柔軟に対応しています。最近の試みとしては収穫した葡萄をなるべく潰さないよう醗酵槽に入れ、果汁を疲れさせないようポンプの使用を避け、バケツでの移動に切り替えたり、ピジャージュの回数を減らすなど、より昔ながらの手法に切り替えている事などが功を奏しています。人為的な介入を制限することで本来のポテンシャルを十分に発揮し、純粋でエレガント、ジューシーで果実味溢れるスタイルを見事に表現しています。様々な努力が功を奏し、新たなファンの獲得につながっています。数年前から DRC が現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより、ヴィンテージの出来に関わらず、雑味や青味のない甘く熟した果実だけを選別できるようになり、品質が飛躍的に向上しました。その味わいはワイン評価誌などでも高く評価されており、今後、目の離せない造り手として注目を集めています。(輸入元資料より)