赤・750ml
ピノ・ノワール100%
友人所有の 0.2ha の畑。これまで地元のみ販売も、高需要に応える為、国外にも輸出開始。日本へは2009年初上陸。認知度の低いアペラシオンですが、決して 侮る事ができない銘酒です。シリュグ特有のミネラル感とエレガントさが際立っています。他のニュイのキュヴェに比べ、一番の南側に位置するとは言え唯一 のボーヌのワインは若いうちから柔らかで外交的なニュアンスが強い。適度な濃さとエレガントさが際立つ秀逸なワインに仕上がっている。ブラックチェリ ーなどのよく熟した黒果実や大地香、そしてそれに付随する旨味に満ちた果実味と香ばしくとても洗練された上質な樽のニュアンスがバランスよく溶け込ん でいる。
ジャン・ルイ・シリュグ氏曰く、ラドワはヴォーヌ・ロマネより柔らかく、軽快なイメージのワインになるそうだ。ラドワの収穫は約15人で朝7時半に始め9時には終わるそうで、2時間もかからないそうだ。栽培している畑の中で一番南にあるので、ブドウの成熟が早く、最初に収穫される。ラドワを採り終えた後、例年であればシャンボル・ミュジニへ移動し、収穫を進めるそうだ。移動は15分程度で、丁度いい休憩になるようだ。(輸入元資料より)
【ドメーヌ・ロベール・シリュグ/DOMAINE ROBERT SIRUGUE】
1960 年創業の非常に小規模なワイン生産者。化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限することで、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年)働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。収穫は40人もの人員を動員し、全て手作業で行っています。近年、クラシックなスタイルからエレガンス感溢れるスタイルへと見事な変貌を遂げました。
100%除梗から全房発酵までその年の出来に応じて柔軟に対応しています。最近の試みとしては収穫した葡萄をなるべく潰さないよう醗酵槽に入れ、果汁を疲れさせないようポンプの使用を避け、バケツでの移動に切り替えたり、ピジャージュの回数を減らすなど、より昔ながらの手法に切り替えている事などが功を奏しています。人為的な介入を制限することで本来のポテンシャルを十分に発揮し、純粋でエレガント、ジューシーで果実味溢れるスタイルを見事に表現しています。様々な努力が功を奏し、新たなファンの獲得につながっています。数年前から DRC が現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより、ヴィンテージの出来に関わらず、雑味や青味のない甘く熟した果実だけを選別できるようになり、品質が飛躍的に向上しました。その味わいはワイン評価誌などでも高く評価されており、今後、目の離せない造り手として注目を集めています。(輸入元資料より)