赤・750ml
シラー50%、グルナッシュ25%、カリニャン25%(平均樹齢50年)
花崗岩の砂が混じった片麻岩土壌。手摘みで収穫後、除梗しコンクリートタンクで8日間マセラシオンさせ、コンクリートタンクで発酵。その後、ファイバータンクに移し18ヶ月熟成させた後、亜硫酸無添加にて瓶詰。
澄んだブラックチェリーレッドの外観。ドライフラワーの凝縮したフローラルさ、ブルーベリー、ブラックベリー、ダークチェリーの凝縮した小粒系果実の香り。 徐々に干し肉の様なニュアンスも。味わいはカシスやアメリカンチェリー、プルーンなど小粒の黒系果実の果実感がシットリと感じられます。徐々にミントやメントールの様な清涼感のあるフレーヴァーも感じられ、重たいだけの果実ではなく、一種の清涼感もある果実になっています。非常に美しい酸があり、重厚そうにみえるセパージュですが、意外なほどスルスルと飲めるソワフな質感が素晴らしい。ビステッカなど牛肉の豪快な料理と一緒に楽しみたいワインです。(輸入元資料より)
【ジャン・ルイ・トリブレ/Jean Louis Tribouley】
Jean Louis Tribouley はVesoul(ヴェズール)の出身で、大工として修行した後、地域団体の責任者を務め、2002年からはボーヌでワインとワイン醸造のディプロマを取得した後、ルーションのゴビー(Domaine Gauby)で修業。
ドメーヌ:生涯ワインを愛し続けた彼は、2002年にドメーヌを設立しました。8haのブドウ畑は当初から有機栽培で、AOCを取得しています。しかし現在は、ブレンドや単一品種のワインを造る自由を取得するため、すべてのワインはヴァン・ド・フランスでのワイン造りに徹しています。
テロワール:乾燥した非常に石の多い、浅い土壌で、3分の1が片岩、3分の2が片麻岩、花崗岩が混ざっている。
ブドウ品種:現在は12haで、全てビオディナミで栽培。カリニャン3ha、グルナッシュ4ha、シラー1.5ha、マカブー2.5ha、グルナッシュ グリ1ha。
ワイン醸造:自然酵母使用の伝統的な醸造、必要であれば選果を行い、可能な限り上質なブドウのみを使用。除梗を行い、8〜10日間コンクリートタンクで発酵、熟成。キュヴェによって8〜20日間のマセラシオン、主にリモンタージュによって低抽出を行い、赤ワインと白ワインの両方でマロラクティック発酵を行う。SO2はほとんど使用せず(最大20mg/リットル)、ワインは清澄されず、酒石酸沈殿や低温殺菌など、現在では一般的になっているテクニックに関しては、ワインに 「トラウマを与える 」と考え、醸造学的処置は行わない。自然なアロマを保つため、基本的にノンフィルターだが、必要な際は極粗いメッシュの濾過のみ行う。(輸入元資料より)