赤・750ml
マヨルカ島の土着品種:カリェット 65%、マント・ネグロ 20%、モナストレル 15%
気軽に純粋な果実を楽しむだけではないテンションがあり、深く様々なニュアンスが複雑に絡み合い、超熟のポテンシャルも感じさせる旨味ある赤。
土壌:マント・ネグロ:マヨルカ中央部ビニッサレム。トラモンターナ山脈近く。酸化鉄を多く含む粘土、表土を丸石が覆う。カリェット:フェラニッツ、酸化鉄を多く含む粘土質。モナストレル:ビニッサレム酸化鉄を多く含む赤粘土質。丸石が表土を覆う。
・醸造:除梗(10%は全房)、ステンレスタンクでマセレーション(特にカリェットは 25 日。マント・ネグロは短め)、野生酵母でアルコール発酵 1 ヶ月。
モナストレルをマセラシオン・カルボニック、フレンチオーク古樽(500L、5 年目) で澱と共に約 7 ヶ月寝かせた後、ステンレスタンクで 3 ヶ月、瓶熟 6 ヶ月後リリース。亜硫酸塩無添加。暑い時期にステンレスタンクに移し、菌の繁殖を防ぐ。
2017年同様、雨が少なく暑さのある年。夏に暑さと雨の少なさで成熟が早まり、特に生育サイクルが長いカリェットが3週間早い9月初旬に収穫が始まった。
ブラッドオレンジ、ザクロなどの酸を感じる果実系やフローラルなフレッシュなニュアンスにミネラルの旨み、酸に支えられたフレッシュ感とふくよかさ、そして土っぽいニュアンスが味わいに深みを与える。 2018年は暑い年とは裏腹にフローラルさが際立つ。ふくよかさと柔らかさは健在。
(輸入元資料より抜粋)