赤・750ml
ピノ・ノワール 100%
北海道・余市の木村農園で、すこやかに育ったピノ・ノワールを、醸造家ブルース・ガットラヴが、北海道岩見沢で野生酵母で醗酵させました。フルーティでフローラルなアロマと硬質な酸からなるしっかりした構成が、長期熟成の可能性を広げてくれます。
「こことあるシリーズ 2021 ピノ・ノワール」は、日本の誰よりも多くそして長く、高品質のピノ・ノワールを栽培している木村農園の葡萄から造る赤ワインです。木村農園の葡萄畑は、赤色粘土ローム土壌の西向きの急斜面にあり、葡萄の木は愛情を持って手入れされ、よく熟したピノ・ノワールを適度な量だけ生産しています。私たちは長い知り合いである彼らのピノ・ノワール栽培への献身をとても尊敬しています。2021年は、北海道の葡萄栽培農家にとって非常に非典型的な年でした。異常な暑さが7月初旬から9月まで続き、気温が 35℃以上に達したこともありました。この猛暑の中、雨もほとんど降らなかったため、生育期の後半は干ばつに近い状態が続きました。高糖分とそれに伴う高いアルコール分がこのヴィンテージの特徴です。熟した果実の風味とまろやかな酸味をお楽しみください。
畑:北海道余市郡余市町登町 木村農園
収穫日:2021/10/27〜30、収穫方法:手摘み。
アルコール:14.0% 酸度:6.9 g/L. 残糖:2.5g/L.
醗酵・熟成:このワインの葡萄は、より広い木村の畑の中から特別に選ばれた区画のものである。2021年のような困難な年には、過度に熟した葡萄を避けるために、収穫日を決定するのに多くの注意が必要だった。重厚さとフレッシュさを併せ持つワインを造るため、様々なロットが選ばれた。葡萄の 85%は除梗し、15%は全房のままタンクに入れ、適度な温度で野生酵母による短時間の醗酵が行われた。醗酵後、ワインを優しくプレスしフレンチオーク樽に澱引き。ワインはこの樽で14カ月熟成させた後、ブレンドのために澱引きした。その後、無清澄、無濾過でビン詰めして、ビン詰め直前に少量のSO2を加えた。
色合いはラズベリーレッド。香りはフランボワーズやレッドチェリーなどの赤い果実に、バラの花やナツメグ、シナモン、トースト、腐葉土など複雑。味わいはなめらかな口当たりでボリュームがある。酸と華やかな果実味が溶け合い余韻が長い。
料理との相性:イチゴとブラータチーズのサラダ、柿の葉寿司、ズワイガニの甲羅味噌焼き、茸のホイル焼き、鴨むね肉のロースト ベリーソース、手羽元と里芋の煮付け、サムギョプサル、ジンギスカン、松茸の土瓶蒸し、花山椒と牛肉の旨煮。
飲み頃:2024年から2028年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2028年からは熟成により果実の香りが落ち着き、旨味や凝縮感が増していくだろう。
詳細なデータは以下をご参照ください。
https://cocowine.com/docs/ds/3641.pdf
※ 写真はイメージです。
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