白・750ml
ピノ・グリ 100%
こことあるシリーズの「ぴのぐり」は、日本の北海道余市の優れた栽培家が育てたピノ・グリから造りました。2021年は、北海道の葡萄栽培農家にとって非常に非典型的な年でした。異常な暑さが7月初旬から9月まで続き、気温が35℃以上に達したこともありました。猛暑の中、雨もほとんど降らなかったため、生育期の後半は干ばつに近い状態が続きました。高糖分とそれに伴う高アルコールがこのヴィンテージの特徴です。多くの場合、非常に熟した風味と低い酸味があります。2014年にはじめてピノ・グリからワインを造り、2021年は8回目のヴィンテージです。
畑:北海道余市郡余市町登町 中川農園55%/木村農園45%
収穫日:2021年
アルコール:13.5% 酸度: 5.2 g/L. 残糖: 2.5 g/L.
醗酵・熟成:全房で圧搾した。果汁はセラー温度で12時間、落ち着かせた。その後、ステンレススティールの小樽とフレンチオークの大樽(500L)に移され、平均 17℃のセラー温度で野生酵母を使用して醗酵させた。醗酵終了後、ワインは酵母の澱の上で熟成され、自然にマロラクティック醗酵を行った。澱の上で8カ月間熟成させた後、澱引きと硫化処理が行われ、無濾過でビン詰めされた。
香りはカリン、洋梨に加えストーンフルーツの果実に、はちみつなど、複雑で熟した葡萄を思わせる印象。味わいは透明感のある酸と熟した果実の味を感じ、塩味やうま味を伴い味わいに奥行きがある。後半にかけて熟成からくる香ばしさが加わり余韻が長い。
料理との相性:フルーツトマトのカプレーゼ、大根のぬか漬け、田楽茄子、マカロニグラタン、ガーリックシュリンプ、魚介のフリカッセ、蟹クリームコロッケ、ポークソテー リンゴソース、鶏のコンフィ、栗の炊き込みご飯
飲み頃:2024年から2027年は、豊かな果実味のある味わいが続く。2027年からは、より複雑さが出るだろう。
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