赤・750ml
シラー、ヴィオニエ、マタロ
ヴィオニエを軽く圧搾し、そこから10%程度の果皮を使用し、6日間かけて発酵。ステンレススティール製の開放槽で発酵させたもの、古樽のレンチオーク、ホグスヘッドを使用し醗酵させたもの、2000Lの古樽フレンチオーク・フードルで発酵させたものをミックス。約7ヶ月間熟成させた後、タンクで最小の澱引きを行い、さらに約1ヶ月間リラックスさせように落ち着かせる。瓶詰め前にバロッサ北部で収穫されたマタロを少量加える。シラーとヴィオニエの区画はバルメラの郊外にあり、オーガニック認証を受けている。マタロはバロッサ北部のブロック、エベネザーから。
※RAGとは - ラルフ・アレン・グラハム -「 亡き父へ。示唆に富み、勤勉で、彼が生まれ育った地域のこの酒を楽しんだことだろう。愛を込めて、ダン」。(輸入元資料より)
【SIGURD/シグルド】
次世代ワイン生産者「シグルド」。世界各国を訪問したときにワイン「ラングロール」に出会い感銘を受け、これまでオーストラリアで携わっていた自身のワイン造りを変えることに。
ダンは醸造において歴史ある家系に生まれました。父親はワインメーカーとしてニューサウスウェールズ州のリヴァリーナにあるワイン生産地イェンダを拠点にしていました。2012年、ダンはバロッサバレーを再度見直すために大手のワイナリーで働きながら、ニューサウスウェールズ州のワガワガにあるチャールズ・スチュアート大学に入学しました。彼は葡萄栽培とワイン醸造の両方の分野で学位を取得し、その後、カナダ、セントラルオタゴ、ポルトガル、フランスのローヌ・ヴァレーのエルミタージュ、イタリアのバローロでヴィンテージを経験しました。
帰国後、ダンはバロッサバレーの大手ワイナリーに戻り、2014年にはレッドヘッズ・ワインズでワイン醸造からブランドマーケティングまでに貢献しました。その後、2012年に立ち上げたシグルド・ワインズでは、2017年から本格的にフルタイムで働き始めました。バロッサバレーの醸造業界は伝統的な手法や従うべきスタイルが根付いているものの、この10年の間に変化が始まり、ワインを飲む人々も変わってきました。そこで、ダンは自分と同じ思考のワインメーカーたちと共有し、探求と実験の場を持つことを決意しました。バロッサのワインを見直すために、彼はワイン醸造のプロセスを洗練させました。葡萄の収穫を早めて全房による発酵を導入し、通常よりも少量で醗酵を行い、土着の酵母を使用し、清澄作用やフィルターを使用しないことで、フレッシュさを保つ工夫をしました。
2020年に、ポーランド出身のパートナーである妻のマルタが入社しました。彼女の経歴にはWSETのディプロマ取得や法律の経験があります。この専門知識と組織的なスキルにより、新しいマーケティング/デザインプロセスの設定や事業運営の調整、そしてシグルドのリソースの生産的な管理が可能になり、効率性と生産性を向上させることができました。その結果、事業は大幅に成長しました。マルタとダンは仕事でも生活でもお互いを支え合い、共通の価値観と目標に基づいた強力なパートナーシップを築いています。彼らのチームには他にも素晴らしいメンバーがいます。完璧なワイナリー・アシスタントとして2021年のトップ・ドッグとして活躍したであるクライヴや、研修中のワインメーカーリリアナがいます。(輸入元資料より)