赤・750ml
タナ60%、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン40%
粘土石灰質土壌の区画から。1/3を除梗、2/3を全房で7日間マセラシオン。コンクリートタンク発酵、ステンレスタンクで8か月間熟成。キュヴェ名はジョルディの好きな本の名前から。
先を見通せない程濃厚なガーネット色の外観。カシスリキュールやブルーベリーのジャム、プルーンなど黒系果実主体、重心低めの濃厚な香り。全体をキュっと締めるようなフレッシュハーブの清涼感のある香りも湧き上がります。
味わいは力強く滑らかで重厚なタンニンが主張している、いかにもこの地域らしい味わい。濃厚で重層的な果実と層になったような重厚なタンニンが素晴らしく、重厚さの中にある複雑味やエレガンスがジョルディ節を感じさせてくれます。
大きめのグラスで時間を掛けて香りを引き出すと激変する素晴らしいキュヴェです。
【ドメーヌ説明】
2014年を最後にアラン カステックスからカゾ デ マイヨールを引き継いだジョルディ ぺレス。バニュルスの少ない収量を補う為、更には地元に近い土地でワインを造りたいとの欲求から、シュッドウエストの地で新たなプロジェクトを始めました。
元々ジョルディはボルドーの格付けシャトー、Ch.Beychvelle(シャトーベイシュベル)で修業を積んだ経験があり、より馴染みのある地域でのワイン造りを希望していました。畑を手放す老夫婦から、樹齢100年の古樹も残る素晴らしいコンディションの4.5haの畑を譲り受け、2022年からワイン造りをスタートさせました。(ドメーヌ名は元々付けられていた名前をそのまま残しました)
「他地域に比べ、雨が多くて仕事は多いが、新しい事にチャレンジ出来て楽しみだ」と話していたジョルディ。彼らしいセンスで、バニュルスとはまた違った表現をしてくれるに違いありません。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。お届けは「ラシーヌ・デュ・シエル2022年」になります。