蒸留酒・500ml
アルコール度数:42度
1920年のアメリカの禁酒法時代、「Moonshiners」とも呼ばれたアルコール生産者たちは、月明かりの下で密かに蒸留を行っていました。リュンヌシリーズは、厳選したボタニカルが最も力強く表現されるように、全て手作業で造られており、伝統的なオー・ド・ヴィーの製法に則り、銅製の蒸留器を使い、薪を使った蒸留という先祖伝来の技術を使う事を選択しています。
イヴォ・フェレイラのワインなどをベースに、二重蒸留で70度のワインオードヴィを造ります。3回目の蒸留で、ボタニカルを加えます。
ジュニパーベリー、シトラスなど柑橘系フルーツ、甘草のアロマティックな香りです。しっかり冷やすとヨーグルトのホエイの様な酸を感じる乳酸系の香りが出てきますが、常温ではクッキリとしたボタニカルな香りとフレーヴァーが拡がります。酒質に丸みがあり、全体のバランスも非常に良く、味わいが乗っており、様々な場面で楽しむことが出来ます。ソニックスタイルで、シンプルにジンの味わいを楽しむことをお勧めします。(輸入元資料より)
【ディスティレリ・ルナール/Distillerie Renard】
ナチュラルなアプローチでスピリッツを造る為に南仏で独立。「自然な 」スピリッツを造るという哲学は、Manifeste des Gnoles Naturellesに則っています。この運動は、ヨーロッパの規制下で職人的蒸留所と呼ばれるものが、工業用アルコールの添加に関してあまりにも緩くなっている中で、環境品質の高いオー ド ヴィーの生産を擁護するものです。
Manifeste des Gn?les Naturelles(自然な食品(ワイン)マニフェスト)の取り組み
・手動の銅製蒸留器で蒸留します。
・原料は地元の有機栽培農家から厳選したものを使用しています。
・砂糖、甘味料、化学薬品、添加物は一切使用していません。
・工業用アルコールは使用していません。
これらの原則は、伝統的な製法とクリーンな蒸留酒を使用し、投入物を使用せず、自然を尊重しながらスピリッツを製造するというドメーヌの哲学と一致しており、マニフェストを尊重してスピリッツ造りを行っています。
ヨーロッパの規格で義務付けられている96%以上の工業用アルコールの使用を拒否しているため、我々のボトルには「ジン」や「パスティス」というラベルを貼ることが出来ません。しかし環境保護に対する考えと合わない為、自らの信条に沿った造りをしています。
テラ・デュ・ラルザックのブドウ畑の中心という立地を選んだのも、こだわりの延長線上にあります。 我々の造るスピリッツの大半は、地元のテロワールで栽培されたワインから造られており、しかもビオディナミによって造られたもののみを使用しています。
工業用アルコールを使わないということは、3回の蒸留からスピリッツを作らなければならないということです。
・1回目はワインを使い、アルコールを平均30%まで濃縮します。
・2回目はアルコールを70度程度にする為、悪いアルコールを除去し、アルコールの核になる部分を残します。
その後、自らの選んだボタニカルを使い、自分のレシピに基づき、望ましい風味に導くために、スチルへと導きます。(輸入元資料より)