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ドメーヌ・ド・ラ・ロズレー
Domaine de la Roseraie ドメーヌ・ド・ラ・ロズレー
「最高のワインを造るため、その選択は"自然に貢献する"ことだった」
ドメーヌ・ド・ラ・ロズレーは、2012 年にドメーヌをスタート。
コート・ド・ボーヌに 3haの畑を持つ家族経営の蔵元。時間をかけた仕事を尊重し、現代が失ってしまっている伝統的な仕事のあり方を追求することが大事だと考えている。
合成農薬や化学肥料を一切使用せずに、有機農業を実践。技術的な介入を抑えた誠実な造りとビオディナミの実践によって、よりテロワールの表現を追求。カーヴでは添加される亜硫酸塩の投与量はゼロか、厳密に最小限に抑えられている。
【栽培】
ドメーヌをスタートした2012年からずっと自然栽培。ぶどうの生育サイクルを尊重することで、最終的にぶどうの葉や根は微生物によって分解され、土壌は豊かになる。緑肥についての考え方も同じ。より生き生きとした風通しのいい土壌はぶどうに複雑な栄養を与え、ワインに素晴らしいアロマを与える。
「時間をかけて観察し、必要なことは何かを選択することが大事だ」
また彼らの畑は様々な森林に囲まれた畑。ブルゴーニュの夏の乾燥した風からぶどうを守ってくれる。またその保水性によって土壌に適切な水分量を共有してくれる。
植物の生命を正しいものにするためには自然の動物相を健全にすることが大切。まずは昆虫。彼らは畑のハーブや花を食べ、土壌を改善してくれる。そして彼らの自然の捕食者である鳥は、生け垣や背の高い木々に巣を作る。彼らの食べ物は保証されておりブドウを食べることはない。こうして様々な動物が共生する畑が作られる。