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アッコマッソ
Accomasso アッコマッソ
日本で彼のバローロが手に入るということが、どれほどすごいかということを説明するのに、いったい何から話せばよいのか。
ネッビオーロ狂い同士で話していると、彼のワインを選ぶ、もしくはただ知っているというだけでも即座に一目置かれてしまう。わかりあえる、といってもよい。バローロを愛する、しかも伝統的スタイルのバローロを愛するということが、真のワイン好きを象徴してしまうように…。
その信じがたいコストパフォーマンスを度外視しても、彼のワインを手に入れるためならなんでもする、というネッビオーロ狂いが世界中にいるのだ。なにせ、直接彼を訪ねるしか入手する方法がないのだから。
生涯独身を貫いたロレンツォは、年老いた姉とふたりきりでワイナリーを動かしている。いったい、彼が引退してしまったら、バローロの中のバローロといえるこの財産を誰が引き継いでくれるのだろう…。
ラ・モッラにある、ロレンツォ・アッコマッソによって営まれるワイナリー。年生産量約12000本。バローロとドルチェット、そして樹齢80年を超える樹からごく少量のバルベーラを生産。全てのブドウに長期間のマセレーション(ネッビオーロの場合、年によっては50日以上)を行ない、バローロは大樽での長期熟成を行なうため、リリースも他の造り手よりも1年遅い、などクラシックなスタイルを堅持。その価格と品質から、生産されるワインの大半を10-20年来のスイスやドイツの固定客によって買われてしまうためイタリアでも入手困難(不可能)、知る人ぞ知るバローロ。(輸入元資料より)
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