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アンヌ・グロ
アンヌ・グロ
ヴォーヌロマネの名門グロ家の一族で、1995年よりドメーヌを引き継いで 素晴らしいワインを作りつづけるアンヌ・グロ。近年ではビオディナミにも取り組んでいます。「私はグロ夫人をもろ手を挙げて信頼しており、このドメーヌの未来が素晴らしく明るく輝いていると信じて疑わない。」と某ワイン評論家も絶賛しています。相続により一族のフラッグシップであるリシュブールを受け継ぎ、グロ一族の中でも最高の評価を受ける近年は価格も高騰し入手困難となりました。赤ワインのイメージが強いアンヌのワインですが、実は白ワインも素晴らしい品質なのはブルゴーニュ通の知るところ。
<パーカー「講談社版 厳正評価・世界のワイン」より一部抜粋> ドメーヌ・アンヌ・グロ(かつてのドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロ) アンヌ・グロは、父親であるフランソワが持つこのドメーヌの所有権を買い上げ、 非常にエキス分の多い、黒い色合いの深みのある味わいが層を成す、強烈なワインを生産している。
<『ワイナート2号』より一部抜粋>
彼女はヴォーヌロマネの名家であるグロ一族の新しいスターである。 1995年から父のフランソワの跡を継ぎ、ドメーヌの主人になったばかりだ。 彼女のワインの溌剌とした力、健康的でわかりやすいおいしさ、親しみやすい上品さは、最近とくに多くのファンを獲得している。一度でも彼女のワイン、できればリシュブールを味わえばヴォーヌロマネの新しい波を感じるはずだ。 発酵は自然酵母を用い、発酵温度は瞬間最大で33度。コンクリート製の発酵槽を使用。その理由が素直で彼女らしい。 「木製の良さはわかるけど、93年に使うのを止めたの。木製の場合、清潔にすることが絶対条件。でも予め洗っておくとカビが生えてしまうから、収穫の直前に洗わないといけない。その段取りが大変。それに、冷たい水でタワシでごしごし洗うのよ。そんなことに苦労するぐらいだったら、私やることがいっぱいあるわ。」 熟成は16ヶ月。新樽比率はACブルゴーニュで20%、ヴィラージュで50%、 グランクリュで80%。