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アレクサンドル・ジュヴォー
Alexandre Jouveaux アレクサンドル・ジュヴォー
トロワグロのソムリエに発掘され、一気にブレイクを果たしたマコン新世代がアレクサンドル・ジュヴォー。長年ダバイエの名門醸造学校の教鞭をとっていたアレクサンドル・ジュヴォーが、2001年、夢を実現する形で創業。畑はまだ1.5haしかありませんが、栽培・醸造ともに彼のあらゆるノウハウを結集し、ありえないようなピュアでエレガントなマコンを造っています。完全ビオ栽培。すべての耕作は馬(オスカル君)で行います。ぶどうを一粒一粒手で除梗することからはじめて、細部まで一切妥協しない完璧な醸造。まさに、天職に打ち込む求道者の一途さであります。
年間合計生産量が6000本程度しかなく、トロワグロなどブルゴーニュの名門レストランを中心に予約で完売してしまいます。
ワインはとてつもなく旨みが詰まっていて本当に美味しいです。ボトル内のエネルギーが凄いので2〜3日は全くワインがへたりません。2日目以降の馬力の強さに本当に驚いていただけると思います。かのパオロ・ヴォドピーヴェッツがフランスへ赴き、遠路遥々訪問しに行く程ですから如何に凄いか・・。ジュヴォーの力量が伺えるエピソードです。
ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。自然を相手に育てた葡萄を原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。
大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いで とっても仲良し。その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。
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