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フランソワ・シデーヌ
Francois Chidaine フランソワ・シデーヌ
フランソワ・シデーヌはクラスマンにおいて最高評価の10点満点を獲得したことでも知られるモンルイ最上の生産者。
モンルイとヴーヴレにそれぞれ畑とワイナリーを持ち、生産量の殆どはシュナンを用いた白ワインで、得意の辛口から中甘口のドミセック、甘口のモアルー、発泡性まで幅広く生産しているが中でもセックとドミセックは最もドメーヌの良さを表現している。
果実味、美しい酸味、ミネラル感、味わいが見事にまとまり堂々としており、独特な透明感がフランソワのワインであることを主張しています。
畑において「何より良い葡萄が大切」と早くからビオディナミを実行し、醸造においては天然酵母を用いてSo2の使用は最小限に押さえ、発酵・熟成に用いる樽は師でもあるディディエ・ダグノーから譲り受けたものを使用しています。従来のモンルイのイメージを覆すチデーヌのワインは、クラスマンでも毎年常に最上級の賛辞を与えられています。
モンルイとヴーヴレに畑とワイナリーを持ち、得意の辛口から中甘口、甘口のモワルー、発泡性まで幅広く生産していますが、中でも辛口とドミセックはロワール最高峰のワインといえます。
醸造家に聞くと、シュナンブランで辛口を作るというのは非常に難しく、完熟させると残糖があるワインに仕上がり、収量が増えると如実に味わいがチープになる、全く誤魔化しの出来ない葡萄だそうです。シャルドネかソーヴィニヨン、もしくはリースリングが一番、というワイン愛好家は実に多いですが、突き詰めていくとシュナンブランの偉大さに気付き、熱心なシュナンブラン党に鞍替えする方は多いです。