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ポン・ド・ブリュ
Domaine du Pont de Breux ポン・ド・ブリュ
コートジュラの北、Salin村。かつては岩塩がとれた山の近くです。実家はジュラ地方特産のコンテチーズを造るための乳牛を放牧しており、牧草地の片隅に小さなブドウ畑があったとのこと。
その牧草地の一部にサヴァニャンを植えたのが1983年。その8年後の1991年にドメーヌを立ち上げ少しずつ牧草地をブドウ畑に変え、現在は4haのブドウ畑と14haの牧草地を所有しています。畑は彼の牧草地に囲まれているため他の畑からの影響を受けることがなく、2004年から始めたビオディナミで栽培するための理想的な環境が整っています。更に、この周辺の土壌はジュラ地方で唯一のキンメリジャンであることが特徴です。ジュラ地方の土壌の大半は泥灰土が基盤となっているため、キンメリジャンはとても珍しいと言えるでしょう。
銀行のディレクターだったジャン・シャルル・メイルが、1991年にドメーヌを立ち上げ栽培・醸造を行ってきましたが、2014年を最後に引退を決めており、跡継ぎのいない彼はドメーヌ存続の為、ボーヌでワイン醸造を勉強し地元 に戻って来たシリアル農家生まれのエミリー・ジェラール夫妻に引き継ぐ事にし、約2年ほど農作業や醸造を教えてきました。
本来ならばその後1〜2年も手伝いながら教えていく予定でしたが、2015年12月突然の病で帰らぬ人となりました。
2014年のワインが彼の最後の醸造となります。2014年のシャルドネ1回目の瓶詰とプールサールはジャン・シャルル・メイルが瓶詰し、シャルドネ2回目の瓶 詰、サヴァニャン、トゥルソーVVは彼が亡くなった後に2人の娘達が瓶詰めしたものとなります。瓶詰め時期が異なる為、同じシャルドネではありますが味わいに違いが感じられます。(輸入元案内より)
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